『Kai Ora カイオラ マヌカハニー MGO200+』実食レビュー&マヌカハニーの基本 【製品提供記事】

ニュージーランド マオリ『Kai Ora マヌカハニー MGO200+』レビュー 【製品提供記事】

評価:4 

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当記事では、mariri ニュージーランド様より本場ニュージーランド産のマヌカハニー『Kai Ora カイオラ マヌカハニー MGO200+』をご提供いただきましたので、レビューしてみたいと思います。

ニュージーランドといえばお土産のひとつとして有名なのがハチミツで、現地のスーパーではハチミツだけでもかなりの数・種類を取り扱っています。

私は普段旅をするのが好きなのですが、ニュージーランドに行ったとき……お土産を選ぶのに決めかねていたところ、地元の方「ハチミツを選ぶなら間違いなくこれがいいわよ」、と薦められたのがマヌカハニーでした。

マヌカハニーとは?

マヌカハニーは、ニュージーランドなどに自生するフトモモ科の樹木ギョリュウバイ(檉柳梅※)の花から採取されるハチミツ。

ギョリュウバイの花
マヌカハニーの元、ギョリュウバイの花

※花が梅に似ていることからこの名前がついていますが、梅とは関係のない植物。 学名はLeptospermum scoparium(レプトスペルマム・スコパリウム)。マオリにはこの木を煎じて飲む習慣もあった事からティー・ツリー(Tea tree)とも呼ばれています。

ニュージーランド先住民たちの言葉マオリ語ではこの木を『マヌカ』と呼ぶ事から、この木と花からとれるハチミツを『マヌカハニー』と呼びます。マヌカハニーは、強力な殺菌作用や消毒作用があることから、先住民マオリ族の間では古くから病気の治療に用いられていました。

現在はニュージーランドでも普通のハチミツとは別格扱されていて、政府が設けた厳しい科学定義テストに合格したものだけを『マヌカハニー』を称することが許されるようです。

『Kai Ora カイオラ マヌカハニー MGO200+』イメージ
『Kai Ora カイオラ マヌカハニー MGO200+』

成分表記『MGO』『MGS』『UMF』について

さて、このマヌカハニーに含まれるメチルグリオキサール(Methylglyoxal)という成分は、数あるハチミツの中でもマヌカハニーにだけ含まれていて、体内の病原菌や悪玉菌を抑制する事で、『感染症の予防』『胃腸疾患の予防』『整腸作用』『口腔環境を整える』といった、さまざまな健康促進作用があると言われています。

そして、マヌカハニーにはこの成分や効果を表すための『UMF』『MGS』『MGO』といった複数の表記が存在します。

いずれも評価の元となる基準や測定内容(※)が事なるので混乱しますが、良質なマヌカハニーを選ぶ時の重要なポイントになりますので、購入する際にはいずれかの数値が記載されている事を確認しましょう。

※基準や測定内容について、以下に概要をご紹介しておきます

  • UMF=Unique Manuka Factor(ユニーク・マヌカ・ファクター)。
    マヌカハニーの殺菌・消毒効果を、消毒液のフェノール溶液と比較した数値で表したもの。
  • MGS=Molan Gold Standard(モーラン・ゴールド・スタンダード)。
    マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの量・純度・質を表したもの。
  • MGO=有効成分であるMethylglyoxal(メチルグリオキサール)そのものを表す。
    マヌカハニー1kgあたりに含まれるメチルグリオキサール量を表したもの。

いずれも、数値が大きくなると成分が多くなり、製品としてのお値段も高くなっていきます。 下記に各表記の大まかな相対表を掲載しますので参考にしてみてください。

UMF MGS MGO
UMF 5+ MGS 5+ MGO 83+
UMF 10+ MGS10+ MGO 263+
UMF 15+ MGS15+ MGO 500+
UMF 20+ MGS20+ MGO 800+
UMF 25+ MGS25+ MGO 1100+

『Kai Ora カイオラ マヌカハニー』実食レビュー

マヌカハニーの基本情報をご紹介したところで、本題の『Kai Ora カイオラ マヌカハニー』を実際に食べてご紹介してみようと思います。

今回ご提供いただいたマヌカハニーは、前述の基準では『MGO 200+』グレードの製品。

Kai Ora カイオラ マヌカハニー MGO200+
Kai Ora カイオラ マヌカハニー MGO200+

パッケージは黒とゴールドを基調として高級感のある落ち着いたデザインですね。

フタを空けて中身も見てみましょう。

Kai Ora カイオラ マヌカハニー MGO200+を開封。 ツヤがあり、とろ〜りとろけて……しっとりと美しい。
ツヤがあり、とろ〜りとろけて……しっとりと美しい

筆者はとろ〜っと柔らかな『アカシアハチミツ』が大好きで、お菓子作りやスムージーに入れて使っているのですが、比べてこの『Kai Ora マヌカハニーは』は、少し固めですが同じくらいとろり感があります。

まずはスプーン一杯。 ぺろっとなめてみたところ、コクがあるしっかりとした味わい。 雑味やクサみなどはあまり感じません。

コクがあるしっかりとした味わい。ハニーディッパーですくった、Kai Ora カイオラ マヌカハニー MGO200+
コクがあるしっかりとした味わい

写真ではハニーディッパーですくっていますが、そのまま食べるときや、お茶などに使うときには木製スプーンを使った方が良いかもしれません。

この、Kai Oraマヌカハニー(MGO200+)の価格は4,928円(税込)。 高価なだけに使いどころは少し迷うところですが、紅茶に入れてみたり、ヨーグルトに入れても美味しいです。

カリッとトーストしたパンに塗って食べるのもお気に入り。

トーストにマヌカハニー とてもおいしいですよ
トーストにマヌカハニー とてもおいしいですよ

焼きたてパンの風味に甘いマヌカハニーの香りが食欲をそそります! カロリーは少し高く(笑)なりますが、バターを合わせてもいいかもしれません。

Kai Ora(カイ・オラ)について

この製品の製造元である『Kai Ora(カイ・オラ)』はニュージーランドの企業だそう。

同社のWebサイトによるとカイオラの本社はニュージーランド北部の集落にあり、その在籍スタッフの99%がマオリ族の血を受け継いでいます。 マオリ文化をしっかりと受け継いで、誇りと自信をもって営業しているようです。

筆者もニュージーランドへ行ったときにマオリの里を訪れたことがあるだけに、その想いをのせたこのマヌカハニーに愛着を感じます。

価格と購入先

この記事でご紹介した、『Kai Ora カイオラ マヌカハニー』は、日本国内での代理店である『mariri公式Webサイト』と、同社の運営する『楽天市場店』『Yahoo! ショッピング点』で購入する事ができます。

KaiOra manuka honey(カイオラ マヌカハニー)
KaiOra manuka honey
  • 製品名:Kai Ora manuka honey(カイオラ マヌカハニー) MGO200+
  • 内容量:200g
  • 製造元:Kai Ora
  • 原産国:ニュージーランド
  • 輸入者:マリリニュージーランド株式会社
  • 価格:4,928円(税込)*送料無料

まとめと、総合評価

マヌカハニーは少しお値段も高めのハチミツですが、殺菌効果があり、ミネラルも豊富で美容にも良いそうです。

本場ニュージーランド産の北島……人里離れた遠隔地に生えるマヌカから集められたKai Oraのマヌカハニーは、除草剤などの影響もない、100%オーガニックなハチミツとしてざまな人達に愛用されているそうです。

記事の前半でご紹介したように、そのグレードが上がれば上がるほど高価となり、期待される効果も上がりますが、長く続けるのであれば本製品(MGO+200)くらいが丁度よいのではないかと思いました!

★★★★(4)
とろりとしていて、クサみも無く美味しいです
デザイン ★★★★(4)
落ち着いたパッケージのデザイン
価格 ★★★(3)
普通のハチミツと比べると少し高いですが、健康と美容のためなら(笑
総合評価 ★★★★(4)
ちょっとリッチなハチミツ。
自身にとって長く続けられる価格帯なら、間違いなくおすすめです。
Kai Ora manuka honeyのレビュー
(最大星5つ/0.5刻み/10段階評価)

関連リンク

Nau Mai, Haere Mai
Kai Ora社による自社紹介動画
Nau Mai, Haere Mai Kai Ora Honey Ltd

『Kai Ora カイオラ マヌカハニー MGO200+』実食レビュー&マヌカハニーの基本 【製品提供記事】

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tamami

フランスの田舎が大好きなフォトグラファー&ライター。
セミナーやインタビュー撮影からイベント撮影、インテリア・雑貨やカメラ機器など幅広い分野で執筆しています。

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