Hulu 2024年7月配信作品一覧 映画、ドラマ、夏アニメともに大量に見放題に追加

映画作品(邦画） ピックアップ『大名倒産』

主演の神木隆之介がキャリア初のちょんまげ姿に挑戦したコメディ時代劇映画『大名倒産』が、7月1日（月）より配信開始されます。本作は、ベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を、『そして、バトンは渡された』の前田哲監督が映画化したものです。

物語は、越後・丹生山藩の鮭役人の子・間垣小四郎（神木隆之介）を中心に展開します。ある日、小四郎は父・作兵衛（小日向文世）から、自分が徳川家康の血を引く丹生山藩主の跡継ぎであるという衝撃の事実を告げられます。彼は庶民から一国の殿様へと急に幸運を手にしたかのように見えましたが、実は藩には25万両（およそ100億円）もの借金があったのです。

そんな困り果てる小四郎に、実の父・一狐斎（佐藤浩市）は“大名倒産”を命じます。返済日に倒産を宣言し、借金を踏み倒せば皆助かるという計画でしたが、実は一狐斎は全ての責任を小四郎に押し付け、彼を切腹させるつもりだったのです。小四郎に残された道は、100億円を返済するか切腹するかの二択しかありません。

小四郎は幼馴染のさよ（杉咲花）、兄の新次郎（松山ケンイチ）、家臣の平八郎らと共に節約プロジェクトを開始しますが、江戸幕府に倒産を疑われ大ピンチに陥ります。果たして、小四郎は100億円を完済し、自らの命と藩を救うことができるのでしょうか？ 波乱万丈の物語が楽しめる『大名倒産』を、ぜひお見逃しなく。

映画作品(洋画） ピックアップ『名犬ラッシー (2005)』

1943年に公開された映画『名犬ラッシー 家路』のリメイク作品『名犬ラッシー (2005)』が、7月1日（月）より配信開始されます。本作は、これまで何度も映画やアニメ化され、愛され続けてきた名作小説を基にした感動作です。

舞台はイギリスのヨークシャーにある小さな炭鉱の街。9歳の少年ジョーは、鮮やかな毛並みが美しいコリー犬“ラッシー”と深い絆を結んでいました。しかし、ジョーの父親サムが働く炭鉱が閉鎖され、生活に困った両親はラッシーを裕福な公爵に売ることを決意。ジョーとラッシーは離れ離れになってしまいます。

こうして、遠く離れたスコットランドに連れて行かれたラッシーですが、彼女はジョーとの再会を決して諦めていませんでした。やがてラッシーはジョーのもとへ戻るべく、故郷まで800キロの距離を走り始めます。果たして、ラッシーは再び大好きなジョーに逢うことができるのでしょうか？

少年ジョーを演じるのは映画初出演のジョナサン・メイソン。共演にはピーター・オトゥールやサマンサ・モートンなどの名優が揃い、作品に深みを与えています。1940年にイギリスで出版された原作小説の舞台や設定に忠実に映像化することで、原作の持つ魅力を余すところなく伝えています。

少年と犬の友情の物語が再び蘇る『名犬ラッシー (2005)』を、ぜひ御覧ください。

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映画作品(アジア映画） ピックアップ『ハンサン －龍の出現－』

7月1日（月）より配信される韓国映画『ハンサン ―龍の出現―』は、1592年の豊臣秀吉による朝鮮出兵時に起きた閑山島海戦を描いた壮大なスペクタクルアクション歴史劇。秀吉の下で“賤ヶ岳の七本槍”の一人として名を馳せた勇猛な武将・脇坂安治と、冷静沈着な朝鮮水軍の将軍イ・スンシンの壮絶な戦いが繰り広げられます。

1592年4月、朝鮮は壬辰倭乱（文禄・慶長の役）の勃発後わずか15日で日本軍に首都漢陽を奪われ、絶体絶命の危機に瀕します。これに対し、イ・スンシン将軍は朝鮮を救うため出陣の準備を進めますが、先の海戦で亀船が破壊され、さらに図面も日本軍に奪われるという困難に直面するのでした。

そんな中、日本軍は連戦連勝の勢いに乗って閑山島沖へ進軍。イ・スンシン将軍も朝鮮の運命をかけた戦いに挑みます。こうして、1592年夏、旧暦7月8日、閑山島沖にて歴史に残る大海戦の幕が切って落とされました。

本作は、当時の朝鮮側の視点から描かれた秀吉の朝鮮出兵をテーマにしていますが、日本側の武将や水軍の描写も丁寧で、美術や造形の細部までしっかりと作り込まれています。両軍の大将が互いをリスペクトしながら激突する姿が描かれているため、日本人の目線でも楽しめる作品となっています。

アニメ映画 ピックアップ『マッドゴッド』

アメリカのストップモーションアニメ映画『マッドゴッド』が、7月1日（月）より配信開始されます。この作品は、2022年に日本でも公開され、多くの映画ファンを驚かせました。

孤高の戦士・アサシンは人類最後の男によって、地下に広がる荒廃した世界へと送り込まれます。彼の任務は、その地を爆弾で破壊すること。しかし、そこで彼を待ち受けていたのは、グロテスクな怪物たちと、巨大なモンスターに支配された地獄のような空間でした。

そこで何者かに捕まったアサシンは、手術台に載せられて解剖されてしまいます。その後もその世界では誰も考えられないような恐ろしい出来事が続いていくのでした……。

本作を手掛けたのは、特殊効果の巨匠フィル・ティペット。彼は『スター・ウォーズ』『ロボコップ』などの名作でアカデミー賞を2度受賞し、SF作品に計り知れない影響を与えてきました。本作は彼が30年前に閃いたアイデアを元に製作が開始されましたが、CG表現の台頭などによりプロジェクトは中断してしまいます。

それから20年後、若きクリエイターたちが奇跡的に当時のネガを見つけ出し、プロジェクトが再始動。クラウドファンディングを通じて世界中の映画ファンの支援を受け、2021年に長編作品として完成しました。

フィル・ティペットの情熱と魂を貫いた『マッドゴッド』。地獄のディストピアを巡るダークファンタジーを、ぜひお見逃しなく。

国内ドラマ/TVシリーズ ピックアップ『アンナチュラル』

法医学ミステリードラマ『アンナチュラル』が7月1日（月）より配信されます。本作は、不自然死究明研究所（Unnatural Death Investigation Laboratory＝通称UDIラボ）を舞台に、そこで働く人々の人間ドラマと「死」の裏側にある謎や事件をスリリングに解明していきます。

UDIラボは、日本における不自然死（アンナチュラル・デス）の8割以上が解剖されないままという現状を改善するために設立されました。物語は、法医解剖医の三澄ミコトを中心に、ベテラン法医解剖医の中堂系、三澄班臨床検査技師の東海林夕子、三澄班記録員の久部六郎、所長の神倉保夫らが協力し、様々な「死」の謎を解明していく様子を描いています。

各回の事件と並行して、ミコトの一家心中事件の生い立ちや、中堂の恋人・糀谷夕希子が殺害された未解決事件が連続殺人である可能性が浮かび上がる展開も見逃せません。

さらに、本作は2020年に放送され、7月1日（月）よりHuluでも配信される刑事ドラマ『MIU404』と世界観が共通であり、2024年夏に公開予定の映画『ラストマイル』も同様に両作とのシェアワールドと発表されています。この機会に『アンナチュラル』を観直してみてはいかがでしょうか。

アジアドラマ/TVシリーズ ピックアップ『復讐代行人2 ～模範タクシー～』

2023年に韓国で放送された人気ドラマの続編、『復讐代行人2 ～模範タクシー～』が、7月3日(水)より配信開始です。本作は、謎のタクシー会社ムジゲ運輸とタクシー運転手が被害者の代わりに復讐を完成させる痛快アクションエンターテインメント作品です。

主人公のタクシー運転手キム・ドギ（イ・ジェフン）は、表向きは普通のタクシー会社で働いていますが、裏では“模範タクシー”として依頼を受け復讐を代行しています。かつてドギと共に悪と闘った仲間たちは、一度はそれぞれの道に進みましたが、警察官として働くアン・ゴウン（ピョ・イェジン）をはじめ、次々と模範タクシーに戻ってきます。そして再び結集した彼らの元に届く、新たな依頼とは……！？

模範タクシーが受ける依頼の多くは、実際に韓国で起こった事件や日常的な詐欺事件などが題材となっており、そのリアルな描写が視聴者の共感を呼びます。被害者の苦しみや模範タクシーのメンバーたちの怒りが丁寧に描かれ、彼らが依頼人の無念を晴らす姿はまさにヒーローそのもの。復讐というテーマを扱いながらも、被害者に寄り添い、正義の意味を問いかける強いメッセージ性を持つ作品となっています。

韓国国内で大きな注目を集め、愛された『復讐代行人2 ～模範タクシー～』を、お楽しみに！