シール、ステッカーの剥がし跡のベタベタを身近な物で綺麗にする方法

当記事では、市販の製品を買ったときに付いてくる、値札やバーコードなどのシールが綺麗に剥がれなかった時、残ってしまった剥がし残しを綺麗に取り除く方法について紹介しています。

シール、ステッカーの剥がし残しを奇麗にするお勧めの方法

Zippoオイル（ベンジン）

Zippo（ジッポー）ライター用の補充用のZippoオイルは、シールの跡のベタベタを剥がすのに一番強力で使いやすいアイテムです。しかも、ほとんどのコンビニやスーパーでも売っているので手に入りやすく、かつリーズナブル。

Zippoオイルの成分はほぼベンジンなので、ややニオイが気になるという人も居るかもしれません。とはいえ市販のシール剥がしスプレーなどよりも量が多くて安く手に入るという面でもやはりお勧めです。

残ってしまったシール跡にそっとオイルを垂らして、数秒待つ。 しっかり染みたシールを柔らかい布などで拭いていくと綺麗にシールが取れます。 簡単で手早いのも良いところ。

難点としては、シールが貼ってある側の素材がオイルの染みてしまう素材だと使えないという点。また、ベンジンで色が落ちてしまったり、溶けてしまうような素材も避けた方がよいでしょう。

とはいえ、逆にそういった素材のに剥がしにくいシールが貼っていく事は少ないようにも思えます。ですので、『シール跡が残って困る』ような状況が発生する素材においては結構オールマイティなんじゃないかな、と個人的には思っています。

作業例1 瓶のラベルの剥がし残し

ハサミの刃に残ってしまった謎のベタベタなんかも、同じ方法で綺麗にできます。 あのベタベタを拭うだけで、ハサミの切れ味が戻る事も多いので、気持ちいですよ。

私はタバコを吸わなくなってかなりの時間が経っていますが、シール剥がしとハクキンカイロ用に、Zippoオイルはつねに常備しています。ライター用のオイルなので、火の気には十分注意する必要があるという事と、すぐに気化するものなので換気がしっかりできる環境で試しましょう。

マニキュアを落とす除光液を使う

マニキュアを落すための除光液も、シールのベタベタを落すのに効果があります。こちらは女性の場合は家に常備しているという人も多いかもしれません。

使い方としては、柔らかい布に適量をつけて、ベタベタ面を拭いていけば、少しづつ落ちていきます。

こちらもリーズナブルですが、やはりシールが貼られた面の素材によっては、少し溶けてしまったりという事もあるので、注意して使いましょう。

ハンドクリームを使う

Zippoオイルと同じくらい手に入りやすい方法として、ハンドクリームでも落ちる場合があります。

本来お肌に優しいものですので安心感は高いですね。 これらも、残ったシール跡に塗り付けてシール跡に浸透するのをしばらく待って、布などで拭いていくと綺麗になりますが、ハンドクリームの成分によっては全然効かないという事も・・・。またシール跡にしっかりクリームが染みこむのを待つ必要があるので数時間待たないと効果がない場合もあります。

またハンドクリームも結構高い物を使っているという人も居ると思いますので、家にZippoオイルが無いし、時間には余裕がある……という方限定でしょうか。

お湯（水）の中に数時間漬けておく

これも昔からよく使われる方法ですが、ガラス製の空き瓶などのパッケージシールやラベルはこの方法も楽ですね。 台所にあるものだけで出来ますし。

とはいえ、シールの大きさや素材によっては数時間～ひと晩つけておいてもダメって事もあるので、万能感はあまりありません。

つけておいて、紙の部分だけは取れても、ベタベタした粘着剤は残ってしまう事も多いですよね。

まとめ

他にも、

• テープを上から貼って何度もペタペタする
• ドライヤーで温めて剥がす
• 爪やヘラなどで根こそぎ剥がす

なんて方法も紹介されている場合がありますが、その辺りは最初の段階で試したうえで、どうにも面倒でやっかいな跡が残ってしまった状況で活躍する方法を想定して当記事を執筆しました。

なお、専用のシール剥がしというものも売られていますので、お子さんが色々な所にシーを貼ってしまう・・・という場合は、思い切って常備してしまうのもよいかもしれませんね。他にもおススメの方法や道具がある場合はコメント欄などで情報いただけると嬉しいです。