『高畑勲展』 詳細&メインビジュアルが公開 庵野秀明による『火垂るの墓 重巡洋艦摩耶』も展示 火垂るの墓© 野坂昭如/新潮社,1988 『高畑勲展』 詳細&メインビジュアルが公開 庵野秀明による『火垂るの墓 重巡洋艦摩耶』も展示 UZUREA News 公開:2025年5月22日(11時間前) コメント 0件 漫画・アニメアニメイベント作品展示会日本映画スタジオジブリ高畑勲 SNS X Facebook B! はてブ Pocket 当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。 2025年6月27日~9月15日の期間麻布台ヒルズギャラリーにて開催される『高畑勲展 –アニメーションを作った男。』の、メインビジュアルやチケットなど詳細が発表されました。『火垂るの墓』や『平成狸合戦ぽんぽこ』のセル画・背景画など貴重な資料が初めて公開されます。 記事の索引1 『高畑勲展 –アニメーションを作った男。』 詳細&メインビジュアルが公開1.1 庵野秀明が『火垂るの墓』に参加して描いた重巡洋艦摩耶のレイアウト公開1.2 曜日ごとに違う平日限定来場者特典1.3 伊集院光×玉川砂記子による音声ガイド1.4 スタジオジブリ学芸室スタッフによる解説付きナイトツアー1.5 観覧チケット情報1.6 『高畑勲展 –アニメーションを作った男。』開催概要2 関連リンク 『高畑勲展 –アニメーションを作った男。』 詳細&メインビジュアルが公開 高畑勲の生誕90年。また、高畑がその人生に大きな影響を受けた太平洋戦争の終戦から80年が経過することを受けて開催する『高畑勲展 –アニメーションを作った男。』。 火垂るの墓© 野坂昭如/新潮社,1988 平成狸合戦ぽんぽこ©1994 Isao Takahata/Studio Ghibli, NH メインビジュアルを飾る作品は『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』に決定。作品紹介エリアでは、本展初となる『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』『アルプスの少女ハイジ』のセル画・背景画が公開されるようです。 庵野秀明が『火垂るの墓』に参加して描いた重巡洋艦摩耶のレイアウト公開 また、監督・プロデューサーとして活躍する庵野秀明が、かつて『火垂るの墓』に原画スタッフとして参加して描いた重巡洋艦摩耶のレイアウトが発見されました。 『火垂るの墓』より重巡洋艦戦艦摩耶レイアウト© 野坂昭如/新潮社,1988 これを基にして描かれたハーモニーセル(※)とともに、本展覧会で初公開されます。 レイアウト:庵野秀明 ハーモニーセル(※):樋口法子(原画:庵野秀明) ※ハーモニーセルとは……絵画のようなタッチで描きこまれたセルのことだそう。通常セルの彩色は単色で塗り分けられますが、ハーモニーはより写実的な表現を可能にするテクニック……だそうです! 曜日ごとに違う平日限定来場者特典 平日に展覧会にお越しの方へ、来場者特典として、本展限定デザインの特製ペーパーケースがプレゼントされます。合計5種のデザインで、曜日ごとに異なる作品となります。 特製ペーパーケース ⒸHISAICHI ISHII 何にでも使える紙製のケースで、ミントケースや、マッチ箱にしても。箱を開けると、中にはいしいひさいちが描いた高畑勲のイラストがあしらわれています。 紙製/縦50mm×横70mm×高さ15mm プレゼント期間:2025 年6月27日(金)~先着、なくなり次第終了 ※6月中旬ごろ、全てのデザインを発表予定 伊集院光×玉川砂記子による音声ガイド 本展の音声ガイドは、『かぐや姫の物語』では阿部右大臣役で参加、幅広い知識とトーク力で定評のある伊集院光をナビゲーターに迎え、数多くのアニメーション作品に出演しているレジェンド声優の玉川砂記子がナレーションを担当。 伊集院光 玉川砂記子 また、音声ガイドにはスタジオジブリとも深い関わりがある映画監督・岩井俊二が展覧会の展示作品に合わせて選ぶ、公式プレイリスト(全5曲)がセットで楽しめます。 岩井俊二 音声ガイドは各チケットに+700円(税込)で利用可能。展覧会チケットに付属でご購入できます。 スタジオジブリ学芸室スタッフによる解説付きナイトツアー 展覧会開催を記念して、スタジオジブリ学芸室の田中千義氏による展覧会のガイドツアーを実施。 日程: 1 回目 2025 年7月1日(火) 2 回目 2025 年7月8日(火) 時間:18:00 ~ 19:00(当日17:50 に会場にお越しください。) 会場:麻布台ヒルズ ギャラリー 料金:各チケットに+600 円(税込) 応募方法:チケット詳細は以下URLよりご確認ください。 https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/isaotakahata-ex/#ticket 田中千義プロフィール1963年、北海道旭川生まれ。『火垂るの墓』の制作進行としてスタジオジブリに初めて参加、以後多くの作品で制作デスクを担当。また『ホーホケキョ となりの山田くん』では監督助手を務める。その後、東京都現代美術館の展示に関わり、「ディズニー・アート展」、「スタジオジブリ・レイアウト展」等の展示を企画・制作。また、東京国立近代美術館で開催された「高畑勲展」では企画構成を担当。現在はスタジオジブリ スタジオ学芸室 スーパーバイザー。 観覧チケット情報 前売チケットは2025年5月23日(金)11:30より販売開始します。 種別会期前 前売り会期中 ウェブ・窓口共通一般1,800円2,000円専門・大学・高校生1,500円1,700円4歳~中学生1,200円1,400円 すべて税込。音声ガイドは各チケットに+700円で購入可能。 詳細はチケットページをご確認くださいhttps://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/isaotakahata-ex/#ticket 『ジブリの立体造型物展』の半券でチケット割引も 2025年5月27日~9月23日まで東京寺田倉庫で開催される『ジブリの立体造型物展』の半券を「高畑勲展」のチケット販売カウンターにお持ちになっていただくと、高畑勲展の当日窓口料金から200円(税込)を割引されます。 |Ⓒ1988 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli 『ジブリの立体造型物展』公式Webサイト 当日窓口料金からの値引きとなるので、行く事が確定している方は、『200円引きの会期前の前売り』を買っておいても同じ価格になります。 『高畑勲展 –アニメーションを作った男。』開催概要 内覧会2025年6月26日(木)*報道関係者向け会期2025年6月27日(金)~9月15日(月・祝)開館時間10:00~20:00(最終入館19:30)※6/27~7/18の火曜・日曜は10:00~17:00(最終入館16:30)会場麻布台ヒルズギャラリー(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザAMB階) 関連リンク 展覧会『高畑勲展 –アニメーションを作った男。』公式サイト 麻布台ヒルズギャラリー公式Instagram 麻布台ヒルズギャラリー公式X スタジオジブリ公式サイト ジブリ公式X(@JP_GHIBLI) 東宝株式会社公式サイト かぐや姫の物語 作品情報 アニメ映画 原題: The Tale of The Princess Kaguya公開日: 2013年11月23日(土)作品時間: 0時間1分原作者: –監督: 高畑勲プロデューサー: 西村義明脚本: 高畑勲, 坂口理子制作会社: スタジオジブリ作品概要: *スタジオジブリが描く“真実”のかぐや姫。 竹の中から生まれ、すぐに成長して美しい娘に育ち、求婚者たちを次々と振ったあげく、満月の夜、迎えに来た使者とともに月へと去ってしまう。これが日本人の誰もが知る「竹取物語」の筋書きだ。しかし、かぐや姫がどうしてこの地に心を残し、月へ帰ることをあれほど嘆き悲しむのか、その理由を私たちは知らない。かぐや姫はいったい何のために地球にやって来て、なぜ月へ帰ることになったのか。この地で何を思い生きていたのか。かぐや姫の罪とは、その罰とはいったい何だったのか。高畑勲の待望の最新作「かぐや姫の物語」は、誰もが知る“かぐや姫”の筋書きはそのままに、誰も知ることのなかったその「心」を描くことで、日本最古の物語に隠された人間・かぐや姫の真実を描き出す。 製作期間8年、製作費50億円の娯楽超大作。ジブリヒロイン史上、最高の絶世の美女が誕生。公式Webサイト: https://www.ghibli.jp/kaguyahime/ この作品の関連画像・動画・詳細情報をチェック © 2013 Isao Takahata, Riko Sakaguchi/Studio Ghibli, NDHDMTK 火垂るの墓 作品情報 アニメ映画 原題: Grave of the Fireflies公開日: 1988年4月16日(土)原作者: 野坂昭如監督: 高畑勲プロデューサー: 原徹脚本: 高畑勲制作会社: スタジオジブリ作品概要: 昭和20年、神戸はB29の爆弾が降りそそぎあたり一面は焼け野原となった。 母を亡くした幼い兄妹、清太と節子。誰の力も借りず二人だけの生活を始める。 つつましくも笑い声が溢れる生活。夏の夜の蛍は、精一杯生きようとした二人の命の輝きでもあった。公式Webサイト: https://www.ghibli.jp/works/hotarunohaka/ 配信サービス: NETFLIX この作品の関連画像・動画・詳細情報をチェック © 野坂昭如/新潮社, 1988