復刻版『電脳コイル ビジュアルコレクション』再重版決定 プレミア級の究極作画資料集

2007年に放送されたTVアニメ『電脳コイル』の貴重な原画2,000点を収録した究極の作画資料集『電脳コイル ビジュアルコレクション』。その復刻版の重版が決まり、復刊ドットコムにて受注が再開されています。

本書は2008年に初版が発行され、その後2014年に復刊しましたが、すぐに品薄となり近年ではプレミア価格で取引されています。執筆時点での発送時期は2023年1月中旬、価格は4,400円（税込）です。

復刻版『電脳コイル ビジュアルコレクション』重版決定

2007年に放送されたTVアニメ『電脳コイル』の作画資料集『電脳コイル ビジュアルコレクション』。その復刻版の重版が決まり、復刊ドットコムにて受注が再開されています。

2008年に徳間書店より発行された初版、2014年に復刊ドットコムより発行された復刻版ともにすぐ品薄状態となり、近年では定価の数倍ともなるプレミア価格で取引されています。

そして2022年12月、復刊ドットコムより復刻版の重版が決定しましたが、これもすぐに完売。人気を踏まえ、2か月連続の重版となったようです。

本記事執筆時点での発送時期は2023年1月中旬となっています。

電脳コイル とは

『電脳コイル』は、2007年にNHKにて全26話で放送されたマッドハウス制作のテレビアニメ作品。AR・MR技術やウェアラブルデバイスなど時代を先取りした設定で人気となり、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞など多くの賞を獲得しました。

• 原作・脚本・監督：磯光雄
• アニメーションキャラクター：本田雄
• 総作画監督：井上俊之・本田雄・板津匡覧

受賞歴

• 第29回日本SF大賞受賞
• 第47回日本SF大会 第39回星雲賞メディア部門受賞
• 平成19年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞
• 東京国際アニメフェア2008 第7回東京アニメアワードテレビ部門優秀賞受賞
• 第13回アニメーション神戸賞 個人賞受賞

電脳コイル ビジュアルコレクション コンテンツ

本書は監督・磯光雄、作画チーフ・井上俊之をはじめ、本田雄・板津匡覧・押山清高・近藤勝也・平松禎史・本間嘉一（森川聡子）・吉田健一等豪華スタッフ陣による貴重な原画2,000点が収録された究極の作画資料集です。

• Part1：版権イラスト［原画ほか］
• Part2：本編原画［レイアウトほか］
• Part3：絵コンテラフ［設定ほか］

磯光雄監督・井上俊之総作画監督コメント

この本は、主に「作画」に興味のある方々のために、アニメーションが制作される過程で描かれる「原画」などを集めたものです。初めてご覧になられる方には少々敷居が高いかもしれませんが、画面になかなか現れない描き手の技巧や情熱がもっとも現れるのが「線画」であり、そういった普段は見えにくい部分を堪能してもらえたら幸いです。

磯光雄（P247「Part3：絵コンテラフ［設定ほか］」より一部抜粋）

「やっぱ、本田君うまいなあ」「あっ、カントク、こんなものまで直してる！」「板津君ガンバッテるなあ」「ああ、オレのは恥ずかしいなあ」「押山君のラフはカッコイイなあ」
「本間嘉一（森川聡子）さん大胆だなあ」… 膨大なカット袋の前で気がつけば12時間！
普段は産業廃棄物として捨てられる原画です。このような形での公開を前提で描かれた物ではありませんが、スタッフのいろんな想いが詰まっていますので、じっくり鑑賞して下さい。貴重な機会を与えて下さった徳間書店様に感謝します。

井上俊之（P17「Part2：本編原画［レイアウトほか］」より一部抜粋）

書籍情報

出版社	発行：徳間書店 ／ 発売：復刊ドットコム
判型	A4
頁数	288 頁
ジャンル	エンタメ
ISBNコード	9784835450643
発送時期	2023/01/中旬
価格	4,400円（税込） （本体価格 4,000 円 + 消費税10%）

(c)磯光雄／徳間書店・電脳コイル製作委員会
(c)2008徳間書店

関連リンク

• 電脳コイル｜磯光雄監督作品
• 電脳コイル NHKアニメワールド
• 【公式】電脳コイル Den-noh Coil（@DennohCoil） / Twitter

• 磯光雄IsoMitsuo（@IsoMitsuo） / Twitter
• 井上俊之（@181ino） / Twitter

【受注再開】『電脳コイル ビジュアルコレクション』、おかげさまで2ヵ月連続重版出来。ただいまご注文いただくと、1月中旬の発送予定です。前回ご購入できなかった方も、今回こそはお見逃しなく！ https://t.co/vm9ahRyfwL pic.twitter.com/5ZwfgpEJHs

— 復刊ドットコム (@fukkan_com) December 19, 2022