2024年フジロック 配信ページとタイムテーブル一覧 Amazon&Twichチャンネルリンク
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Amazon協賛による3日間オンライン配信が行われる夏フェスFUJI ROCK FESTIVAL 2024=フジロックがいよいよ迫ってきた! 音楽好きにとって欠かす事の出来ないイベントである事は言うまでもないだろう。

そこで当記事では、このオンライン配信版のフジロック・タイムテーブルと、各種視聴方法の解説。また、配信でに観ておいてほしいおすすめアーティストを紹介してみようと思う。

2024年はAmazonでフジロックをオンライン配信! 配信ページ&タイムテーブル一覧

2024年はヘッドライナーにザ・キラーズ(The Killers)クラフトワーク(Kraftwerk)ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ(Noel Gallagher’s High Flying Birds)ら豪華メンバーを迎え、国内外から新進気鋭のアーティストも勢揃い。フジロックの歴史の中でも重要な3日間になりそうだ。

配信されるのは流石にすべてのステージとはいかない(※)が、GREEN STAGEWHITE STAGERED MARQUEEFIELD OF HEAVENの主要な4つのステージでのアーティストパフォーマンス(一部アーティストを除く)と一部アーティストのインタビュー動画

※後述のタイムテーブルを見ればわかる通り、なんと2日目のヘッドライナーであるクラフトワークの配信はなさそうである。

もちろんこれらの配信はいずれも無料で楽しめる! Prime VideoではAmazonアカウントをお持ちであれば無料で(プライム会員でなくても!)観られるし、TwitchもAmazon Music公式3チャンネルで無料視聴可能だ。

気になるタイムテーブルと配信ページは下記のとおり……

7月26日 金曜日

初日は11:00から配信が開始される。

フジロック 7月26日 金曜日のタイムテーブル
7月26日 金曜日のタイムテーブル
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時間 チャンネル1 チャンネル2 チャンネル3
10:00~
11:00~ 11:00~11:45
indigo la End
11:30~12:10
新東京
11:40~12:10
渋さ知らズオーケストラ
12:00~ 12:45~13:45
ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA feat. トータス松本、TOSHI-LOW、後藤正文、GLIM SPANKY、US
12:45~13:45
YELLOW DAYS
12:40~13:30
Lucky Kilimanjaro
13:00~ 13:40~14:20
家主
14:00~ 14:20~15:10
FRIKO
14:30~15:10
ERIKA DE CASIER
15:00~ 15:50~16:50
マカロニえんぴつ
15:10~16:10
Original Love Jazz Trio
16:00~ 16:10~17:10
TEDDY SWIMS
16:30~17:30
THE SPELLBOUND
17:00~ 17:10~18:10
CHIP WICKHAM
17:30~18:30
OMAR APOLLO
18:00~ 18:30~19:30
KING KRULE
18:00~19:00
iri
19:00~ 19:00~20:10
GHOST-NOTE
19:20~23:30
Awich
20:00~ 20:00~21:00
HIROKO YAMAMURA
20:30~21:30
FLOATING POINTS
21:00~ 21:30~23:00
THE KILLERS
21:00~22:30
上原ひろみ
22:00~ 22:00~23:30
PEGGY GOU
(配信中止?)

THE KILLERS21:30から、チャンネル1で配信だ。

7月27日 土曜日

土曜日は10:20分Billyrromから配信がスタート!

フジロック  7月26日金曜日のタイムテーブル
7月27日 土曜日のタイムテーブル
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時間 チャンネル1 チャンネル2 チャンネル3
10:00~ 10:20~11:00
Billyrrom
11:00~ 11:30~12:10
Hedigan’s
11:00~12:00
TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA
11:40~12:30
トクマルシューゴ
12:00~ 12:40~13:30
syrup16g
12:40~13:30
ANGIE MCMAHON
13:00~ 13:20~14:20
THEATRE BROOK
13:00~14:00
THE LAST DINNER PARTY
14:00~ 14:20~15:10
THE BAWDIES
15:00~ 15:10~16:10
KITTY LIV
16:00~ 16:00~17:00
EYEDRESS
16:10~17:10
折坂悠太 (band)
17:00~ 17:10~18:10
スガシカオ
18:00~ 18:00~19:00
NONAME
18:00~19:00
くるり
19:00~ 19:00~21:00
CHRISTONE “KINGFISH” INGRAM
20:00~ 20:00~21:00
KID FRESINO
20:00~21:00
SAMPHA
21:00~ 21:00~23:30
THE YUSSEF DAYES EXPERIENCE
22:00~ 22:00~23:30
girl in red

タイムテーブルを見ると分かる通り、 現地では21:10から演奏をしているであろうクラフトワークの配信は無い……残念過ぎるが、こればかりは仕方がない。

Amazonプライム・ビデオ配信ページ Day 2

7月28日 日曜日

最終日も10:20から22:10スタートのTURNSTILEまで楽しめる。

フジロック 7月28日 日曜日のタイムテーブル
7月28日 日曜日のタイムテーブル
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時間 チャンネル1 チャンネル2 チャンネル3
10:00~ 10:20~11:00
森 大翔
11:00~ 11:30~12:10
betcover!!
11:40~12:30
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
12:00~ 12:40~13:30
US
12:40~13:30
ESNE BELTZA
13:00~ 13:00~14:00
RUFUS WAINWRIGHT
13:40~14:20
CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN
14:00~
15:00~ 15:10~16:10
ALI
16:00~ 16:10~17:10
THE JESUS AND MARY CHAIN
17:00~ 17:10~18:10
YIN YIN
17:00~18:00
RAYE
18:00~ 18:00~19:00
FONTAINES D.C.
18:10~19:00
toe
19:00~ 19:00~20:10
ずっと真夜中でいいのに。
19:20~21:00
CELEBRATION OF THE METERS
FEATURING GEORGE PORTER JR., IVAN NEVILLE, TONY HALL,IAN NEVILLE & DEVEN TRUSCLAIR

20:00~ 20:00~21:00
RIDE
20:20~21:00
KIM GORDON
21:00~ 21:10~22:40
NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS
21:00~22:30
THE ALLMAN BETTS BAND
22:00~ 22:10~23:10
TURNSTILE

ノエル・ギャラガーズチャンネル1で21:10からだ。

配信の注意点、アーカイブ配信は?

タイムテーブルと配信ページは以上の通り。Amazonプライムビデオでは、各日毎に配信ページが分かれている。該当ページにアクセスするとわかるとおり、そこから3つのチャンネルにそれぞれアクセスができるようになっている。

またTwitchではというと、AmazonMusicの日本チャンネルアメリカ本国のチャンネルイギリスのチャンネルと3つのチャンネルを使って、これらの配信をするようだ。もちろんいずれも日本から見る事ができるので心配は無用。

あらためて配信ページ一覧を下記に記載しておくので、混乱しそうになったらこちらを巡回してみてほしい。

Fire Stick TVを持っているユーザーや、テレビそのものに『Amazon Prime』が内蔵されているものであれば、大画面のTVでの視聴が簡単だろう。また、Twitchであれば同時視聴者数が表示されていたり、視聴者用のコメント欄を利用したりと、一層のライブ配信感を楽しめる。

なお、アーティストのインタビューについてはタイムテーブルは事前告知されていない。また、ライブの配信という事で多少の時間の前後や、突然配信内容が変更されることなども予想される。このあたりのリアルタイム情報は、Twitchのチャット欄やフジロックの公式Xアカウントなどでチェックすると良いだろう。

また、現在の所このライブ配信の見逃し=アーカイブ配信については発表されていない。特に発表が無いという事は、あまり期待は出来ないと思うので、一期一会……配信を楽しめる方はしっかりと堪能した方が良いだろう。

配信アーティスト 迷ったら彼らをチェック!

毎回ロックを中心に多様なアーティストが登場するフジロック。熱心なフジロックファンであれば、既に今年のアーティスト達からめぼしい所はチェック済みだろう。しかし「そこまでではないけど配信で観れるなら見ておきたい」そんな人だっている事だろう。そこで僭越ながら、個人的に注目してほしいアーティストをピックアップしてみた。もちろん彼らはみな配信される予定だ。

Friko(フリコ) 1日目 14:20~ Ch1

フジロックにはかつてのThe HuやRed Hot Chilli Pipersのようにメインステージに大抜擢され、そこから一層の頭角を現したというバンドも少なくない。そんな今年の注目株はシカゴのインディーロックバンドFrikoだろう。なんとフジロックが日本での初ライブとなる。

Friko – Where We’ve Been (Official Video)
Friko – Where We’ve Been (Official Video)

上記の“Where We’ve Been”などは青い空の下、緑溢れる環境での演奏が映えそうだ。7月26日金曜日14:20~チャンネル1で配信される。

The Killers(ザ・キラーズ) 1日目21:30~ Ch1

まずは配信初日、絶対に観てほしいのはやはりヘッドライナーのザ・キラーズだ。2009年のフジロックキャンセルから15年、前回のフジロックでの演奏(2004年)から数えると20年。実に長い期間を経て彼らが苗場に返ってきた。

The Killers – Mr Brightside (Reading Festival 2023)
The Killers – Mr Brightside (Reading Festival 2023)

フェスにおけるザ・キラーズは往年の名曲をとにかく演奏しまくるスタイルなので、1時間半の持ち時間は休む暇なしで常に踊り続けられるだろう。フジ初日を飾る、極上のクライマックスになりそうだ。

7月26日金曜日21:30~チャンネル1で配信される。

Hedigan’s(ヘディガンズ) 2日目11:30~ Ch1

フジロックは海外アーティストだけではない。そういった面ではSuchmosのボーカルYONCEが発起人となって結成されたHedigan’sも見逃せない。まるで「友達と何となくセッションしてたら作れました」とも言いたげな特異なバンドサウンドが特徴。

Hedigan's – "論理はロンリー" (Live Tour 2024 @渋谷CLUB QUATTRO 2024.02.27)
Hedigan’s – “論理はロンリー” (Live Tour 2024 @渋谷CLUB QUATTRO 2024.02.27)

特筆すべきは何と言ってもライブアレンジの豊富さ。CD音源とは全く違う形で、演奏を長尺アレンジしながら鳴らす様は圧巻。その時・その場に居た観客だけが味わえる充足感を、今年は家で優雅に楽しめる。これは実に贅沢な事だ。

2日目の11:30~チャンネル1で配信予定なので、ぜひ覗いてみてほしい。

The Last Dinner Party(ザ・ラスト・ディナー・パーティー) 2日目13:00~ Ch3

2日目における若い才能としてチェック必須なのが、ロンドン出身5人組バンドのザ・ラスト・ディナー・パーティー。昨今では音楽業界の投票で決まるBBCの『Sound of 2024』で第1位を獲得。ザ・ローリング・ストーンズのオープニングアクトにも選ばれるなど、今最も注目されるバンドのひとつだ。

The Last Dinner Party – Nothing Matters (Glastonbury 2024)

リリースされている楽曲はそれぞれサウンドに変化があるアーティストなので、ライブではまた違った印象を得る事ができるかもしれない。2日目の13:00~チャンネル3で彼女達の演奏を観る事ができる。

Girl in Red(ガール・イン・レッド) 2日目22:00〜 Ch1

2日目の配信のトリは、ノルウェーのシンガーソングライターであるガール・イン・レッドを観ておきたい。ポップスとしてもロック的な面にしても、今話題の若手注目株がフジロックに初登場するのだ。

girl in red – i wanna be your girlfriend (Glastonbury 2022)
girl in red – i wanna be your girlfriend (Glastonbury 2022)

上記動画“i wanna be your girlfriend”でのモッシュも含めて彼女の実力や人気が本物である事は間違いない。クラフトワークが配信されない点は残念ではあるが、であれば・だからこそ彼女のステージを楽しむ絶好の機会かもしれない。前回来日時のチケットが即ソールドアウト。25歳というフレッシュな彼女のライブを配信で観られるのは世界的に観ても貴重だと思う。

2日目22:00〜 チャンネル1にて配信される。

betcover!!(ベットカバー) 3日目11:30〜 Ch1

昨年にリリースされたアルバム『馬』が、音楽ファン達に絶大な評価を受けている最中の出演となるbetcover!!。彼らはこの年でライブに対する取り組みが変化した印象がある。事実少し前に行われた海外ライブでは、グングン盛り上がりを牽引するようなステージを行っている。

betcover!! – 超人 @ 森、道、市場 2023
betcover!! – 超人 @ 森、道、市場 2023

熱のこもった演奏で一気に耳を震わせる……そんな『魅せるライブ』を体験してみてほしい。3日目の午前11:30〜 チャンネル1で配信予定だ。

ずっと真夜中でいいのに。 3日目19:00〜 Ch2

ノエルの前という注目度抜群の状況下でステージに立つのは、単独ライブ完全ソールドアウトの実績を積み上げている『ずとまよ』だ。ボーカルのACAねが「フェス自体の初(出場)がフジロック’19でした。そこからLIVEの仕方が確立されました」とXで綴っていた通り、ずとまよにとってもフジロックは意味のある場所であるはずだ。

【期間限定】ずっと真夜中でいいのに。『マイノリティ脈絡』(from 本格中華喫茶・愛のペガサス ~羅武の香辛龍~) (ZUTOMAYO – Minority Myakuraku)

ライブはオープンリールを含めた大所帯で、バキバキの大がかりな演出のステージが楽しめるはずだ。3日目の19:00〜チャンネル2で配信される。

Noel Gallagher’s High Flying Birds(ノエル・ギャラガーズ) 3日目21:10〜 Ch1

そして迎えるフジロック最終日3日目、トリを飾るのは言わずと知れた元オアシスのノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ! 今年新たなアルバムをリリースした彼らだが、前半はダンサブルなロック、一転して後半は往年のオアシス曲を連発する完璧なセットリストとなりそうだ。

ラストには、OASISのアンセム“Don’t Look Back in Anger”を自宅で合唱できるのではないだろうか。

Oasis – Don't Look Back In Anger (Official Video)
Oasis – Don’t Look Back In Anger (Official Video)

フジロック3日めの最終日は21:10〜からチャンネル1へアクセスすれば彼らを見る事ができる。

フジロック2024年TシャツはAmazonで買える!

2024年のフジロックTシャツは、Amazonでも販売されている。配信を前に準備……するには少し間に合わないかもしれないが、配信をみて楽しむ事ができたら記念に買っておくのも良いのではないだろうか。会場では買えないアマゾン限定カラーもあるようだ。

最後に。伝説がたくさん生まれたフジロック配信

これまでもフジロックは配信で、いくつもの伝説を残し続けてきた。記憶に新しいライブと言えば、ブラック・カントリー・ニュー・ロード(Black Country, New Road)。フジロック直前にボーカルが脱退したことで、全世界から「一体どんなライブをするんだ……」と注目されていたの日のライブだった。結果、なんとセットリストは全て新曲。更には不在になっていたボーカルはメンバー全員が楽器を弾きながら歌ってカバーし、演奏終了後には感動のあまりメンバーが涙を見せるなんて一幕もあった。

また日本人の野口オロノがフロントマンを務めるスーパーオーガニズム(Superorganism)は、最後の楽器でステージ最前列にいるファンをステージに上げまくり。制御不能の感動を作り出したそれは配信のスクリーンショットにより多くの視聴者の心中に収められ、フジロック後に行われた来日ツアーでは全公演がパンパンの客入りとなるなど、大きく話題になった。

Something For Your M.I.N.D. LIVE at フジロック22
Something For Your M.I.N.D. LIVE at フジロック22

他にも電気グルーヴは活動停止後の再出発の地としてフジロックを選んでくれたし、採算度外視の超特大セットを持ち込んだmillennium paradeは、このライブから飛躍的に頭角を現した。今回の配信でも、間違いなくこれらを凌駕するようなライブばかりのはず。このフジロックの配信で我々が得られるものは、あまりにも大きいのだ。

また、ご存知の通り今年は円安によって、洋楽関連の話題は暗かった印象がある。事実、運営会社スマッシュの佐潟社長氏は「海外アーティストを呼ぶ場合、昔と今で仮にギャランティが同じだとしても2倍かかります」とインタビューで語っており、昨年はなかったフジロックの配信が今年行われることについては、もしかしたら金銭的な要因もあるのかもしれない。

とにかく、そんな状況の中でのオンライン配信は、紛れもなくフジロックの『希望』である。我々がフジロックにおける体験を共有出来る……それによってもらたされる価値は本当に計り知れないと思う。

この配信を機に、気になったアーティストを聴いてみるも良し。「来年は行ってみようかな」と感情を揺さぶられるも良し。どんな形であれ、今回の配信を観ることは必ずフジロックに還元される。そうした様々な意味でも、この運命的な26日〜28日の3日間を絶対に見逃さないでほしい。

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キタガワ

島根県在住、会社員兼音楽ライター。rockinon.com、KAI-YOU.netなどに音楽関係の記事を中心に執筆。毎日浴びるほど酒を飲みます。

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