【謹賀新年】新年のご挨拶と、スタッフが2025年に楽しんだ映画・アニメ・ドラマ・漫画を振り返る
【謹賀新年】新年のご挨拶と、スタッフが2025年に楽しんだ映画・アニメ・ドラマ・漫画を振り返る

【謹賀新年】新年のご挨拶と 2025年にスタッフが楽しんだ映画・アニメ・ドラマ・漫画の振り返り

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新年、明けましておめでとうございます。色々と動きの激しいインターネットにおいて、uzurea.net が無事に新年を迎えられたことを嬉しく思い、ここにご挨拶申し上げます。

あわせて当記事では、2025年を少しだけ振り返って、ライターが旧年にそれぞれ楽しんだコンテンツをご紹介したいと思います。

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キタガワ(ライター)

キタガワ
キタガワ

2025年は小説を書き始めるなど、新たな挑戦の年でもありました。2026年はいろいろな作品に触れてみたいと思います!

映画『国宝』

「2025年を象徴する映画は何?」と問われた時、この『国宝』を挙げる人も少なくないのではないでしょうか。22年ぶりに邦画実写映画として興行収入歴代ナンバーワンを塗り替え、今でもロングラン上映を続けている、大ヒット作品。

上映時間は3時間。映画としてはかなり長い部類に入りますが、移り変わる人間模様や起伏に富んだ展開に没入でき、まったくダレることがなく楽しめます。

『国宝』本予告【6月6日(金)公開】|主題歌「Luminance」原摩利彦 feat. 井口 理

日本で長らく続いてきた『歌舞伎』という伝統演劇の描写も見事で、日本でしか作れない、日本を代表する作品でした。

国宝

国宝 作品情報

  • 公開日: 2025年6月6日(金)
  • 作品時間: 2時間54分
  • 原作者: 吉田修一
  • 監督: 李相日
  • プロデューサー: 松橋真三
  • 脚本: 奥寺佐渡子
  • 制作会社: CREDEUS
  • 作品概要: 
    日本映画の歴史に刻まれる、美しく熱い、圧倒的傑作が誕生。吉田修一自身が3年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた渾身作「国宝」。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記。そんな「国宝」が、世界最高峰のスタッフ&キャストと奇跡のような集結を果たし、堂々の映画化。本作のメガホンを執るのは、李相日監督。脚本は奥寺佐渡子。制作は『キングダム』シリーズ、『ゴールデンカムイ』シリーズのCREDEUS(クレデウス)が担い、観る者を圧倒するエンターテインメント作品へ昇華。
    超一流の原作&ストーリー&キャスト&スタッフが圧倒的熱量で贈る『国宝』。人生で観るべき、魂が震える映画体験を――

映画『爆弾』

令和最大の衝撃解禁! 映画『爆弾』予告 2025年10月31日(金)公開

佐藤二朗演じる犯罪者スズキタゴサク

「霊感で事件を予知できます。これから3回、次は1時間後に爆発します」

なんて発言で幕を開ける、サスペンス映画『爆弾』。

被害を防ごうとする警察と、それを翻弄するスズキとの心理戦が物語の肝になっているのですが、その予測不能な展開は視聴者の心を捉えて離しません。2025年10月31日に公開された本作ですが、こちらもロングラン上映中です。

爆弾

爆弾 作品情報

  • 公開日: 2025年10月31日(金)
  • 作品時間: 2時間17分
  • 原作者: 呉勝浩
  • 監督: 永井聡
  • プロデューサー: 岡田翔太, 唯野友歩
  • 脚本: 八津弘幸, 山浦雅大
  • 制作会社: AOI Pro.
  • 作品概要: 
    原作は、 日本最大級のミステリーランキング 「このミステリーがすごい! 2023年版」 (宝島社) 「ミステリが読みたい! 2023年版」 (ハヤカワミステリマガジン2023年1月号) で1位を獲得した、 呉勝浩によるベストセラー小説。『キャラクター』 『帝一の國』 などで知られる永井聡監督が、 あふれんばかりのスリルとサスペンスが渦巻く極上の映画体験へと誘う。繊細な心理描写で人間の本質を浮き彫りにしつつ、 ド派手なアクションで魅せる手腕は圧巻だ。主題歌は日本を代表するロックバンド、 エレファントカシマシのヴォーカルであり、 ソロでも大活躍中の宮本浩次。音楽はYaffle が担当、エンタメ最前線のアーティストが集結!

アニメ『藤本タツキ 17-26』

今や誰もがその名を知るところとなった漫画家 藤本タツキ。2024年には『ルックバック』、2025年には『チェンソーマン レゼ篇』と、原作コミック2作品がアニメ映画として上映され、どちらも絶大な人気を博しました。

そんな中、Amazonプライムビデオで公開されたのが、『藤本タツキ 17-26』です。

アニメ「藤本タツキ 17-26」(Tatsuki Fujimoto 17-26 )劇場予告|10月17日(金)より2週間限定上映!!
アニメ「藤本タツキ 17-26」(Tatsuki Fujimoto 17-26 )劇場予告

その名の通り、同氏が17歳から26歳までの間に描いた短編作品を、それぞれ異なるスタジオと監督でオムニバス・アニメ化したもの。各話20分ほどのボリュームなのでサクサク進められるのも嬉しいですし、それぞれが全く違うテイストでありながら、全てにどこか『藤本タツキっぽさ』を感じる不思議な作品集でした。

藤本タツキ 17-26

藤本タツキ 17-26 作品情報

  • 原題: Tatsuki Fujimoto 17-26
  • 公開日: 2025年11月8日(土)
  • 話数: 全8話
  • 原作者: 藤本タツキ
  • 監督: 長屋誠志郎, 木村延景, 武内宣之, 安藤尚也, 渡邉徹明, 寺澤和晃, 本間修
  • プロデューサー:
  • 脚本: 長屋誠志郎, 内海照子, 安藤尚也, 小林達夫, 寺澤和晃, 渡邉徹明, 米内山陽子
  • 制作会社: ZEXCS, ラパントラック, GRAPH77, 100studio, スタジオカフカ, P.A.WORKS
  • 作品概要: 
    藤本タツキが17歳から26歳の間に描いた読み切り作品を収録した短編集「藤本タツキ17-21」、「藤本タツキ22-26」。この2冊に収められた全8作品のアニメ化が決定!
    アニメ化されるのは、人類が滅亡した世界で生き残った2人の絆を描く『庭には二羽ニワトリがいた。』をはじめ、思春期の衝動がさく裂する『佐々木くんが銃弾止めた』、恋心が宇宙規模で暴走するSFラブコメ『恋は盲目』、ネジの外れた殺し屋少女の暴走愛『シカク』、海中のピアノが奏でる少年と人魚の恋『人魚ラプソディ』、ジェンダーの枠を超えて“自分らしさ”を見つける『目が覚めたら女の子になっていた病』、過酷な宿命を背負った兄妹の再生の物語『予言のナユタ』、絵に懸ける姉妹の嫉妬や葛藤、そして成長を描く『妹の姉』の8作品。

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アニメ『タコピーの原罪』

今はアニメにも、何かと規制がかかる時代。そんな現状にフックを見舞うアニメが2025年に誕生しました。アニメ化不可能とも言われた鬱々しいストーリーで話題をさらった、『タコピーの原罪』です。

アニメ『タコピーの原罪』本PV
アニメ『タコピーの原罪』本PV

タコピーの行動は、我々人間からすると「何やってんの!?」の極致。ただタコピー的には、全部善意の行動なんですよね。これがこの作品の面白くもあり怖くもあるところで、最悪の結果を生んでしまう第1話から、どんどん狂った方向へと進んで行く様は必見。

万人受けする作品ではないとは思うのですが、他作品にはない魅力を感じる意欲作だったと思います。

タコピーの原罪

タコピーの原罪 作品情報

  • 原題: Takopi’s Original Sin
  • 公開日: 2025年6月28日(土)
  • 話数: 全6話
  • 原作者: タイザン5
  • 監督: 飯野慎也
  • プロデューサー:
  • 脚本:
  • シリーズ構成: 飯野慎也
  • 制作会社: ENISHIYA
  • 作品概要: 
    『タコピーの原罪』アニメ化決定! 2024年12月22日(日)ジャンプフェスタ2025にて続報発表!
    2021年に「少年ジャンプ+」で連載が開始されるとまたたく間にSNSで話題に。当時の連載作品の最高閲覧数を記録し、「このマンガがすごい!2023」 オトコ編の3位に選出された。2巻完結ながら発行部数140万部を突破した衝撃作が満を持してアニメ化決定。

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キシマ (ライター)

キシマ
キシマ

こんにちは、ライターのキシマです。2025年は個人的に波乱の年でした。私生活では映画館に足しげく通い、様々なインディー系ゲームやVRゲームに手を出し、推しグッズを買い漁り、時にはなんでこんなものにお金をかけたんだろう……と後悔することも。今回はその中でもドハマリしたコンテンツを4つ紹介します。

アニメ映画『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』

『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』本予告│ 2025年11月7日(金)公開
『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』本予告

妖精と人間の戦争を描いた中国アニメ映画の第二弾。日本ではすでに興行収入4億円を突破しており、私も10回は劇場に通いました。

可愛い絵柄に反し、内容は戦争モノです。詳細は割愛しますが、戦争によるPTSDを描いたシーンがあり、演出もあいまってそのシーンでは毎回号泣する始末。一番の見どころは、猫の妖精シャオヘイと姉弟子ルーイエによる、目まぐるしいアクション。期待を軽々と上回る完成度の高い戦闘シーンが続き、終始興奮しっぱなし。

ドラゴンボールやナルトなどの平成アニメを想起させる作画も個人的には大好き。前作未視聴でも問題なく楽しめる内容なので、気になった方は予告編だけでもぜひ観てほしいです。

羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来

羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来 作品情報

  • 原題: 罗小黑战记2/The Legend of HEI 2
  • 公開日: 2025年11月7日(金)
  • 原作者: 木頭(MTJJ)
  • 監督: 木頭(MTJJ), 顧傑
  • プロデューサー:
  • 脚本:
  • 制作会社: 北京寒木春華動画技術有限公司
  • 作品概要: 
    『羅小黒戦記2(ロシャオヘイセンキ2)』
    『師弟の運命を揺さぶる突然の試練 真実を求めて新たな冒険が始まる』
    あらゆる世代を魅了した冒険ファンタジーがさらなる進化を遂げて帰ってくる。前作で、心を交わしたシャオヘイとムゲンのその後が描かれる『羅小黒戦記2』が、日本語吹替版&字幕版で同時公開決定! 日本語吹替版では、黒猫の妖精・シャオヘイを花澤香菜、人間でありながら最強の執行人・ムゲンを宮野真守が演じるなど実力派キャストが集結。
    愛おしいキャラクターたち、疾走感のあるアクションとストーリー展開、すべてが一体となった心温まる冒険ファンタジー「羅小黒戦記2」。シャオヘイは新たな冒険の果てにどんな未来を選ぶのか—— 。

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ゲーム『BALL x PIT』

BALL x PIT [Indie World 2025.8.7]

隙間時間に遊ぶつもりで買ったのですが、シンプルなゲーム性にどハマりしてしまい、気づけば10時間ぶっ続けでプレイしていました……。ブロックが崩れる時の爽快感がいいというより、自分の選んだビルドでステージをクリアしたときの達成感が気持ちいいゲームです。

1回のプレイ時間は15〜20分程度と短めとなりますが、「もう少しだけ、次のマップまで……」と、止め時が分からずについつい長時間プレイしてしまうタイプのゲーム。最終的なクリア時間は15〜20時間ほど。そんなBALL x PITは、Steam・Xbox・Switch・Switch2などで遊べます。

VRゲーム『Demeo: Dungeon Adventures』

Demeo is Now Available in Mixed Reality!
Demeo is Now Available in Mixed Reality!

Demeo: Dungeon AdventuresはVRで遊べるTRPG。キャラクターの駒を掴んでフィールドに配置し、手持ちのカードを敵に被せ、サイコロを振って攻撃する。TRPGの一連の動作を、そのままVR空間で行います。

素晴らしいのが、ハンドトラッキングで操作できる点です。コントローラーを持たなくても自分の手指の動きがそのまま反映されるため没入感が高く、未来のゲームを遊んでいる感覚が得られます。

発売は2021年の作品ですが、2025年に1番ハマったVRゲームでした。とはいえ『VR専売ゲーム』ではないので、デスクトップでもプレイが可能。マルチプレイにも対応しており、TRPGとしての評価も非常に高いゲームです。Steam、Metaストアで販売中です。

ゲーム『Fields of Mistria』

Fields of Mistria – Wholesome Direct Trailer
Fields of Mistria – Wholesome Direct Trailer

農業ライフシミュレーションの中でも、特に高評価を獲得しているFields of Mistriaにもハマりました。ドット絵で描かれたゲーム画面がとにかく可愛い! 有志による翻訳MODのおかげで、日本語化も簡単にできます。

探索、採掘、農業、NPCとの交流など一日の中でやることは多いのですが、操作性が良くて、MODも充実しているためストレスはほぼ無し。キャラクターカスタマイズの幅は広く、装飾アイテムの量も文句なし。しかも全部可愛い!!

季節によって作物が変わるのは当然ながら、キャラクターの服装まで変化するなど、細かな楽しさにあふれているゲーム。アーリーアクセスにも関わらず、気づけば75時間以上プレイしていました。 2026年に正式リリースされる予定で、現在Steamでのみ発売中。

hamachi (ライター)

hamachi
hamachi

2025年でSpotifyのPremiumに加入して3年になります。メジャーやインディーズ、同人作品まで、立場やバックボーンに関係なく音楽が横一線に並ぶ。その中から、まだ知らない音楽と自然に出会える点が、Spotifyのいちばんの魅力だと感じています。

そして音楽同様に、アニメやマンガにも、肩書きに縛られず作品と出会える“同じ土俵”があればいいな、と思っています。

マンガ『エージェント木星』 小玉有起

小玉有起氏のマンガ『エージェント木星』は、並行世界というSF設定を軸に、最強エージェント・木星の引退後を描く異色作。妹の仇を討ち、戦いから身を引いた男が平穏な日常を求める物語で、静と動のコントラストに一気に引き込まれました。

【漫画】最強のエージェント、最後の試練『 エージェント木星』【公式】
【漫画】最強のエージェント、最後の試練『 エージェント木星』【公式】

裏世界”B面”で15年にわたり戦い続けてきた木星こと優作が、同じくB面出身の少女・真琴と平和な”A面”で同居し、無職の叔父として再出発する物語。穏やかな日常の裏側で、B面での因縁や能力が静かに影を落としていきます。

普段は寡黙でありながら、いざという瞬間に滲み出る優作の人間的な強さ。そして無邪気な真琴の中に亡き妹の面影を重ね、その生活を通して徐々に人間らしさを取り戻していきます。

まだ序盤ながら随所に伏線と思しき描写が散りばめられており、今後の展開も一層盛り上がっていきそう。全体を通して、切れ味鋭い戦闘描写がとにかくクール。物語に深い奥行きもあり、個人的に2025年に最もハマった作品でした。

マンガ『ウリッコ』 殺野高菜, 大森かなた

原作・殺野高菜、作画・大森かなたによるマンガ『ウリッコ』は、歌舞伎町を舞台に若者の貧困と過酷な現実を描いた作品。売春で日銭を稼ぐ主人公キズミは、現状から抜け出すため漫画家を目指します。

【漫画】歌舞伎町ネカフェ売春女子、漫画描いて一攫千金します/①話『ウリッコ』【公式】
【漫画】歌舞伎町ネカフェ売春女子、漫画描いて一攫千金します/①話『ウリッコ』【公式】

売春×漫画家”という設定ですが、単なるインパクト狙いの作品ではありません。地獄のような環境でも前に進もうとする生命力を描き切り、その痛々しさと同時に不思議と応援したくなる引力がある作品。

簡素で可愛らしい絵柄は、キャラクターの心情を示す”記号”として機能し、感情がストレートに伝わってきます。心情をモノローグで明かしたかと思えば、次の場面では説明を削ぎ落とし行間を読ませるなど、見せる・見せないの緩急も印象的。

キズミが漫画を描く動機も、当初の金銭的な理由から次第に「漫画を通して人とつながりたい」という自己受容へと変化していきます。中々に重たい題材ですが、読後に残るのは絶望だけではありません。現代を生きる若者のリアルと、そこから這い上がろうとする意志を描いています。

小説原作 コミカライズ版『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』 秋澤えで, 桐野壱

原作は秋澤えでによる『小説家になろう』投稿作品で、作画・桐野壱によるコミカライズ版は、2025年に最も圧倒された作品。悪役令嬢・追放・怪物といった定番要素を用いながら、物語の”語り”そのものを軸に据えた構成が印象的なダークファンタジー

【漫画S】心優しき令嬢は婚約者を寝取られ、怪物の棲む森の奥に置き去りに…【捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る 1-①話】│マンガUP!TV
【漫画S】心優しき令嬢は婚約者を寝取られ、怪物の棲む森の奥に置き去りに…【捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る 1-①話】│マンガUP!TV

冤罪によって怪物が住む国へ追放された公爵令嬢シルフが、死を覚悟しながらも生き延びるために選んだのは、怪物の王にお伽噺を語ること。”お伽噺を語る”という行為は単なる生存手段ではなく、この世界の構造や秘密へと繋がる重要な鍵でもあります。物語が進むにつれて、本作が単純な悪役令嬢譚ではなく、”物語の行く末を知っている存在”が関わる構造であることが示唆されていきます。

しかしその知識は万能ではなく、シルフの選択によって物語は”知っているはずの筋書き”から逸れていきます。そして中盤以降に明かされる展開によって、本作のタイトルがもう一つの意味を持っていることに気づかされるのですが……その仕掛けには本当に驚かされました。

完結後の番外編まで含め、とにかく完成度が高い作品。巷にあふれる異世界転生や悪役令嬢モノに食傷気味な人こそ、ぜひ手に取ってほしい一作。

Webドラマ『シモキタシットガールズ』

実写の下北沢とCGバーチャル空間『シモキタ』を行き来しながら、こじらせ女子大生2人の会話を描く、シットコム形式のWebドラマ+CGアニメがこの『シモキタシットガールズ』。uzurea編集部のXポストをきっかけに何気なく再生したところ、予想外に深くハマってしまいました。

【短編ドラマ】趣味の話で盛り上がったことない【シモキタシットガールズ 第1話】
【短編ドラマ】趣味の話で盛り上がったことない【シモキタシットガールズ 第1話】

最初の印象は正直、微妙でした。CGで再現された下北沢に、白井とジェニ子という、アバターが現れ、ただ延々と会話を続けるだけだったからです。しかし数話観るうちに、その違和感が心地よさへと変わり、気づけば彼女たちに不思議な愛着を覚えるようになっていました。

圧倒的なセリフ量にもかかわらず、会話のテンポは驚くほど軽快。笑える掛け合いの中に、”どうしようもない嫉妬“や”SNSで感情をこじらせがちな感覚“が自然に混ざり込み、ふとした瞬間にこちらの胸を刺してきます。

シモキタでのやり取りは現実の白井に少しずつ影響を与え、同時にジェニ子のリアルにも何かが起きているのでは、と想像させます。後半では序盤の何気ない違和感が静かに回収され、最終話の短いエピローグでふっと腑に落ちる構成も見事でした。

1話15分ほどと気軽に観られる作品で、派手な展開はありません。けれど、自分の中にある”嫉妬(shit)な感情“を、そっと肯定してくれる—–2025年に出会った中で『最も人におすすめしたい作品』かもしれません。

シモキタシットガールズ

シモキタシットガールズ 作品情報

  • 公開日: 2025年6月4日(水)
  • 話数: 全10話
  • 原作者:
  • 監督: ぶんけい
  • プロデューサー: 虫眼鏡
  • 脚本: ハシモトコーキ
  • 制作会社: Hakushi inc., Edanoue, Inc.
  • 作品概要: 
    ━━シットな日常に毒を吐き続ける二人のバーチャルシットコム━━
    舞台は仮想空間『シモキタ』
    閑散としたバーチャルプラットフォームで、女子大生のジェニ子と白井は無為な日々を過ごす。社会に馴染めず、かといってはみ出す勇気もない、そんな二人が互いの顔も本名も知らないまま架空の都市で友情を築いていく。

    各話、序盤と終盤に実写ドラマ+3DCGアニメ

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楽曲『シノノメ』 Purukichi, q’yul, Dennou.wav

Spotifyのおすすめで出会った瞬間から、2stepが大好きな自分に深く刺さり、気づけば1年以上聴き続けて年間再生数1位になっていました。それが、ミュージックブランド『Dennou.wav(デンノードットワヴ)』の『シノノメ』です。

シノノメ
シノノメ

主宰でありメインクリエイターのPurukichiと、ブランドの象徴的な歌声を持つボーカリストq’yulがタッグを組んだこの楽曲は、2stepで幕を開け、サビ以降は4つ打ち、スキッピーなキック抜きやブレイクを挟む変幻自在な展開が魅力のハイブリッドUKG。

洗練された2step/Garageビートとq’yulの情緒的で透明感ある歌声が重なることで、ダンスミュージックとしての機能性歌モノとしてのエモさが高次元で共存しています。身体はビートに、感情はメロディに、それぞれ引っ張られながら前へ進んでいく感覚を味わえます。

“疾走感と遊び心”という彼らの美学が凝縮されたこの楽曲に出会ったのを切っ掛けに、Dennou.wavを掘り続ける一年を過ごしました。

森須 信号(ライター)

森須 信号

え? 2025年……何観てたかな……えー、もうそんな時期?? という感じの1年でした。

実写ドラマ『フォールアウト シーズン2』

12月16日からAmazonプライムビデオで配信スタートしたゲーム原作ドラマ『フォールアウト』のシーズン2。この原稿を書いている時点で、まだ序盤ですが期待通りの出来で楽しめています。

『フォールアウト』シーズン2 OFFICIAL 本予告|プライムビデオ
『フォールアウト』シーズン2 OFFICIAL 本予告|プライムビデオ

前シーズン同様、ゲームの世界を―美術、映像、設定、ジョークのセンスにいたるまで―万全すぎる内容で再現しつつ、オリジナルのストーリーで既存ゲームファンも、そうでない人も楽しめるように作られています。

シーズン1もゲームも知らない!という人に3行で本作の作風を紹介すると

  • 核戦争後の世界を描いた世紀末(ポストアポカリプス)を描いた作品
  • Vualt(金庫)と呼ばれる地下シェルターで生きた人間と、外界で生き延びた人間が存在する
  • 殺伐として下品、グロもあり……でも退廃的に描くのではなく、ユーモアを交えたエンタメ作品

といった感じでしょうか。

シーズン1の頃から良く出来ていたので、今シーズンに対する心配は微塵もありませんでしたが、期待を裏切らない出来で大満足。シーズン3の制作もすでに決定しています。さらにこのドラマシリーズで描かれる世界は、制作中のゲーム『フォールアウト5』と同じ『正史』である(※)事が言及されるなど、ファンにとっても文字通り見逃せない作品になりました。

プライムビデオで公開されているボーナスコンテンツまでしっかり見応えがあるので、気に入った人はそちらもお見逃しなく。

勢いあまって、Steamでフォールアウト4を買って、久しぶりにプレイ始めちゃいました……この時間泥棒!!

フォールアウト シーズン2

フォールアウト シーズン2 作品情報

  • 原題: Fallout Season2
  • 公開日: 2025年12月17日(水)
  • 話数: 全8話
  • 原作者: ベセスダ・ソフトワークス
  • 監督:
  • プロデューサー:
  • 脚本:
  • 制作会社: Amazon MGM Studios, Kilter Films
  • 作品概要: 
    史上最高のゲームタイトルの一つ「Fallout(フォールアウト)」、それは持てる物などほとんど残されていない不毛な世界を舞台にした、持てる者と持たざる者の物語だ。世界の終末から200年後、快適な地下施設に暮らしていたはずの居住者は、地上へと足を踏み入れることになる。そこに待ち受けていたのは衝撃に満ちた世界、ウェイストランドだった。
    舞台はシーズン1 モハーベ砂漠の荒地から、終末後の都市ニューベガスへ……

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アニメ『グノーシア』

同名のゲームをアニメ化した作品。2025年10月から放送開始、連続2クールで現在も続いている作品です。

TVアニメ『グノーシア』本PV|2025年10月11日(土)24:00~放送開始
TVアニメ『グノーシア』本PV|2025年10月11日(土)24:00~放送開始

『人狼』をベースにデジタル化したゲームと言う事で、そもそもゲームすら知らなかった僕。軽い気持ちで数話見てみたのですが、奥深そうな世界設定とトリッキーなストーリーに、少しずつのめり込んでいきました。

登場する各キャラクターもユニークで魅力的。ゲームでのプレイヤーの代わりとして登場する、アニメオリジナルキャラ=主人公『ユーリ』も違和感なく、ゲームをしっかりとリスペクトした内容で既存ファンも太鼓判を押す内容のようです。

勢いあまって、Steamでゲームも買っちゃったじゃないか! コメットが可愛すぎる! 勘弁してくれ!

グノーシア

グノーシア 作品情報

  • 公開日: 2025年10月12日(日)
  • 原作者: プチデポット(petit depotto)
  • 監督: 市川量也
  • プロデューサー: 川勝徹, 木村吉隆
  • 脚本: 花田十輝
  • シリーズ構成: 花田十輝
  • 制作会社: ドメリカ
  • 作品概要: 
    物語の舞台は漂流する宇宙船。
    “人間に化けて人間を襲う未知の敵”─── 「グノーシア」が船内に紛れこんだことを受けて、乗員たちは疑心暗鬼の中、毎日1人ずつ疑わしい者を投票で選び、コールドスリープさせることを決める。グノーシアを全てコールドスリープさせることができれば人間の勝利。逆にグノーシアを当てられなければ、乗員たちは襲われてしまう。正しい選択が求められる中、 なんと主人公・ユーリは、どのような選択をしても、最初の1日目にループする事態に。はたして乗員たちは正しい選択をすることができるのか? タイムリープに隠された秘密とは? そして明らかになる、乗員たちの隠された素顔とは──?
    わずかな時間を繰りかえす、一瞬にして永遠のような物語が、いま、幕を開ける。
    ──それでは、良い旅を。

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アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』

【ネタバレ注意】『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)-Beginning-』Promotion Reel
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)-Beginning-』Promotion Reel

2025年前半のアニメ関連の話題は、とにかくこの『GQuuuuuuX』一色だった気がします。

庵野秀明率いる最強アニメオタク制作会社カラーが満を持して描くのは、富野由悠季によるファーストガンダムのパラレルワールド。最新の映像とキャラデザ、MSデザインで蘇る1年戦争の新たな姿とその後日談は、まさに『シン・ガンダム』と言ってしまってもいいほどの衝撃でした。

前半数話の劇場先行作品という名目で公開された『Beginning(ビギニング)』の前半部分だけで、何万人のガノタの魂を揺り動かしたことでしょうか……。罪深い作品。

リアルタイム視聴中は、マチュ、ニャアン、シュウジ達を取り巻くメインストーリーより、シャリア・ブルやシャア、黒い三連星、ドレンなどなど旧作リメイクキャラ達の動向ばかり考えていた気がします。何はともあれ2025年を代表するアニメだったと思います。

機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)

機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 作品情報

  • 公開日: 2025年4月9日(水)
  • 話数: 全12話
  • 原作者: 富野由悠季(富野喜幸), 矢立肇
  • 監督: 鶴巻和哉
  • プロデューサー:
  • 脚本: 榎戸洋司, 庵野秀明
  • 制作会社: スタジオカラー, サンライズ
  • 作品概要: 
    カラー×サンライズ 夢が、交わる。
    『エヴァンゲリオン』シリーズを手掛けるスタジオカラーと、ガンダムシリーズを手掛けるサンライズがタッグを組んで制作されたガンダムシリーズ最新作。鶴巻和哉氏が監督、榎戸洋司氏がシリーズ構成、山下いくと氏がメカニカルデザイン、脚本を榎戸洋司氏と庵野秀明氏が務め、日本のアニメ史に大きな足跡を残し続けているクリエーター陣が集結。。TVシリーズの放送に先駆け、劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』2025年1月17日(金)から全国劇場公開し、観客動員数180.6万人を超、累計興行収入29.6億円を突破(※3月3日興行通信社調べ)。2月28日(金)より、北米、香港、マカオ、台湾、タイ、オーストラリア、ニュージーランドでの上映も開始。

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