『4DDiG File Repair』機能解説&レビュー 動画、画像の高画質化、破損データの修復も【PR記事】
『4DDiG File Repair』機能解説&レビュー 動画、画像の高画質化、破損データの修復も【PR記事】

『4DDiG File Repair』機能解説&レビュー 動画、画像の高画質化、破損データの修復も【PR記事】

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UZUREA編集部

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当記事ではAIを搭載したオールインワン、データ修復ツール『4DDiG File Repair』について解説しています。Windows/Mac両対応のこのソフトは、画像や動画の高解像度化(エンハンサー)、エクセルやワードといったMicrosoft Office系のデータ復旧といった機能を搭載した、総合エンハンサー券データリペアソフトです。

この記事では画像や動画の高解像度化を中心に、その特徴と使い方を解説していきます。

AI搭載 ファイル修復・高画質化ソフト『4DDiG File Repair』概要

『4DDiG File Repair』はTenorsharよりリリースされている総合型のデータ復旧ソフト

AI搭載 デーリペアソフト『4DDiG File Repair』イメージ
AI搭載 デーリペアソフト『4DDiG File Repair』イメージ

Tenorsharは元々データ復元の分野に注力していたソフトウェア会社で、『4DDiG(フォー・ディー・ディグ)』シリーズもWin/Mac用のデータ復元ソフトや、パーティション管理、DLL修復といったユーティリティ系ソフトがラインナップされています。

そしてその中のひとつである『4DDiG File Repair(ファイル・リッパ―)』は、AI技術を搭載し、動画や画像の高画質化、さらにPDF、Word、Excel、PPT、ZIPファイルといった使用頻度の高いビジネスデータの復旧機能を搭載したソフトです。

機能概要

『4DDiG File Repair』の主な機能下記の通り。

  • ファイルの修復
    • 動画修復:破損した動画を修復機能のほか、AIを使った動画高画質化機能
      • MP4、MOV、M4V、3G2、3GP、MKV ファイルなどのさまざまな動画形式に対応
    • 写真修復:ぼやけた写真、露出オーバーの写真など、すべての写真の問題を解決
      • JPG、JPEG、ARW、CR2、ERF、NEF、PEF、ORF、RAW、SRW、CRW、RAF などを含む、一般的な画像ファイル形式に対応
      • 3つのAIモデル 『一般モデル』 『アニメ専用モデル』『顔専用モデル』を搭載
    • ファイル修復:Microsoft ExcelやWord、PowerPointなどのデータを修復
      • PDF、XLSX、DOCX、PPTX、AI、PSD、PSB、ZIP ファイルなどに対応
    • 音声修復(Windows版のみ):一般的なオーディオ形式に対応したオーディオ修復
      • MP3、M4A、FLAC、AAC、WAV の5種
  • AI高画質化
    • 動画高画質化:AIをつかった動画エンハンス機能
      • 動画の種類にあわせて『一般モデル』『顔専門モデル』『アニメモデル』、3種のAIモデルを選択可能
      • 解像度は×1(解像度そのままで高画質化)、×2(2倍)、×4(4倍)から選択可能
    • 写真高画質化:AIをつかった写真エンハンサー機能
      • こちらも動画の種類にあわせて『一般モデル』『顔専門モデル』『アニメモデル』、3種類のAIモデルを選択可能
      • 解像度は×1(解像度そのままで高画質化)、×2(2倍)、×4(4倍)のほか、任意の解像度を設定可能
    • 動画カラー化:白黒(モノクロ)動画を、自動的にカラー動画に変換
      • 『一般モデル』『顔専門モデル』、2種のAIモデルから選択可能
      • 解像度は×1(解像度そのままで高画質化)、×2(2倍)、×4(4倍)を選択可能
    • 動画カラー化:白黒(モノクロ)画像を、自動的にカラー動画に変換
      • 『一般モデル』『顔専門モデル』、2種のAIモデルから選択可能
      • 解像度は×1(解像度そのままで高画質化)、×2(2倍)、×4(4倍)のほか、任意の解像度を設定可能

……と、大きくわかれて『ファイルの修復』と、『AI高画質化』の2つの機能に分かれています。

要求スペック/対応OS

Windows/Mac両方に対応していますが、それぞれの要求スペックについて明確な提示がありません。とはいえ対応OSとして下記がアナウンスされていますので、これらのOSが動作する環境であれば、ソフトウェアも動作するという事なのかもしれません。

  • Windows 11/10/8.1/8/7
  • MacOS 14/13/12/11/10.15/10.14/10.13/10.12/10.11

最新の情報と詳細は『4DDiG File Repair』公式サイトを確認してください。

ライセンス種別・価格

ソフトウェアの価格=ライセンス料金は下記のとおり。

ライセンス種別 価格(税込) 補足
無料試用版 無料 機能の有無や動作確認するための試用版
機能に制限あり
月間更新ライセンス
(1か月更新)
  • Win:5,950円/月
  • Mac:8,800円/月
短期間の利用のみという場合の選択肢でしょうか。
年間更新ライセンス
(1年毎更新)
  • Win:9,900円/年
  • Mac:12,100円/年
年契約。コストパフォーマンス的には月払いよりはお得とはいえ、買い切りも視野にいれてもよいかも
永久ライセンス
(買い切り)
  • Win:16,500円
  • Mac:18,700円
買い切りで、アップグレードなども永久に保証されるライセンス。コストパフォーマンス的には断然お得。

比べてみると、永久ライセンスがかなりお得です。1か月つかってみて、便利だなと思えたら、永久ライセンスを買う……など色々な選択肢がありそうです。なお、価格は当記事掲載時点でのものですので、最新情報は下記の公式ページでご確認ください。

インストール方法

4DDiG File Repairのインストール方法は下記のとおり。ライセンスを購入する前=試用版のみの利用であれば、下記の【2】までで試す事ができます。

  1. 公式サイトから無料試用版インストーラーをダウンロード
  2. ソフトウェアをインストールし起動させる
  3. ソフトウェアから(またはWebサイトから)ユーザーアカウントを作成
  4. ライセンスを購入
  5. ソフトウェアにライセンスコードを登録

【項目5】のライセンスコードの登録はソフトウェアを起動後の右上にあるユーザーアカウントアイコンをクリックし、購入時に登録したユーザーアカウントでログインすればOKです。

起動後の画面解説

ライセンス登録前/後に関わらず、起動すると下記のような画面が表示されます。

4DDiG File Repair 起動画面 『ファイルの修復』機能が表示されている
4DDiG File Repair 起動画面
『ファイルの修復』機能が表示されている

画面の左側には『ファイルの修復』と『AI高画質化』の機能選択ボタンが2つ。デフォルトではこのうち『ファイルの修復』が表示されていて……

  1. 動画修復
  2. 写真修復
  3. ファイル修復
  4. 音声修復

と、4つの機能とそれぞれの解説が表示されます。

※画面下部には『DLL Fixer』、『Email Repair』など4DDiGの他のソフトウェアの誘導リンクもありますが、これらは本ソフトには含まれない機能です。

なお、左メニューの『AI高画質化』ボタンをクックすると、下記のような画面に切り替わります。

4DDiG File Repair 画面 『AI高画質化』機能を選択した状態
4DDiG File Repair 画面
『AI高画質化』機能を選択した状態

こちらからは……

  1. 動画高画質化
  2. 写真高画質化
  3. 動画カラー化
  4. 写真カラー化

やはり4つの機能が利用できるようになっています。

購入済みライセンスの登録(アクティベート)方法

ライセンス購入済みの方は、画面右上の『鍵マークのアイコン』をクリックし、登録メールアドレスと登録コードを入力する事で、製品版のアクティベートが完了します。

4DDiG File Repairのライセンスアクティベートは画面右上の鍵アイコンから
ライセンスアクティベートは画面右上の鍵アイコンから

機能解説1:『動画高画質化』機能

続いて、4DDiG File Repairの機能を実際にテストしてみます。

『動画高画質化』を使ったアップコーンバート

AIを搭載した4DDiG File Repairの動画高画質化(エンハンサー)機能は『一般モデル』『顔専用モデル』『アニメモデル』の3つのAIモデルに分かれています。今回は下記のような猫の動画をサンプルに、『一般モデル』を使用したアップコンバートを行います。

動画編集ソフト レビュー用サンプル動画『猫』 640×480動画(変換前)
動画編集ソフト レビュー用サンプル動画『猫』 640×480動画(変換前)

YouTubeにアップロードして埋め込んでいますが、このサンプル動画のデータ詳細とダウンロードリンクも掲載しておきます。

[neco-test-movie-original.mp4]
640x480 8Bit AVC/H.264 Main@3 1:1 Progressive 30.00fps 792f 772.15kb/s
AAC 44.10kHz 2.0ch(2/0 L+R) LC 106.51kb/s
ISO Base Media v1
[MP4] 00:00:26.399 (26.399sec) / 2,918,679Bytes

動画を4DDiG File Repairの『動画高画質化』機能に読み込ませると、下記のような画面に切り替わります。

4DDiG File Repairの『動画高画質化』機能に動画を読み込ませた状態

この状態で画面の右側で、AIモデルとアップコンバートする解像度(×1、×2、×4)の選択モード選択(画質優先/スピード優先)を選ぶ事ができます。

今回の元となる動画の解像度が640×480なので、これを最大の『×4』に設定し解像度2560×1920の動画を作ってみます。また猫メインの動画なのでAIは『一般モデル』を選びました。設定が完了したら、画面右下の『今すぐ高画質化』をクリックすると、変換が開始します。

なお変換中は、エンコードのプレビューが表示され、進行状況も%(パーセンテージ)で表示され、視覚的に進捗を確認できます。

処理前、処理後のプレビューが表示され、進行状況視覚的に確認できる 4DDiG File Repair
処理前、処理後のプレビューが表示され、進行状況視覚的に確認できる

そして、×4(2560×1920)に変換した動画がこちら。

4DDiG File Repair アップコンバート検証用『猫』動画 4Kへの変換
4DDiG File Repair アップコンバート検証用『猫』動画を2560×1920へ変換

元からあったブロックノイズのような荒さは無くなり、4倍に拡大したにも関わらず違和感なく見れる高解像度になっています。あえて言うなら、全体的にややボヤケた印象もありますが、このあたりは好みでしょうか。

変換せずに単純に4倍表示した場合と見比べてみると(下記画像)その違いは瞭然です。

右が4倍にアップコンバートした動画の静止画。左が640×480動画を4倍に拡大表示させた静止画。(画像をクリック/タップすると拡大します)
左が640×480動画を4倍に拡大表示させた状態の静止画。
右が4倍にアップコンバートした動画の静止画。
(画像をクリック/タップすると拡大します)

データ上のノイズは綺麗に取り除かれていて、それでいて地面のホコリや窓枠の木の質感や、電源コードの形状、植木鉢や猫の毛並みといった複雑な部分も見事に再現されていますね。

アップコンバートしたデータを直接手元で確認したいという方は下記からダウンロードしてみてください。

『アニメモデル』を使ったアップコーンバート

つづいてアニメ系作品に特化した『アニメモデル』も使ってみましょう。サンプル動画はこちら。

動画編集ソフト機能レビュー用 サンプル動画 アニメ風動画
動画編集ソフト機能レビュー用 サンプル動画 アニメ風動画

そして『アニメモデル』を使って、『×4(2560×1920)』にアップコンバートしたのがこちら。

4DDiG File Repair アップコンバート検証用『アニメモデル』AIを使って2560×1920へ変換
4DDiG File Repair アップコンバート検証用『アニメモデル』AIを使って2560×1920へ変換

元動画にあったブロックノイズや、輪郭の荒い部分がしっかりと分かりやすく・見やすく変換されています。窓のビススクリュー、泳いでいるなどをよくみると、本来描かれていたであろう内容とは変わってしまっている部分も見受けられます。

さらにもうひとつ実験。アニメ風動画を『一般モデル』で、『×4(2560×1920)』にアップコンバートするとどうなるのか……というのが下記の動画。

4DDiG File Repair アップコンバート検証用『一般モデル』AIを使って2560×1920へ変換
4DDiG File Repair アップコンバート検証用『一般モデル』AIを使って2560×1920へ変換

こちらもしっかりと解像度が上がって見やすくはなっているものの、アニメモデルと比べると、イラストの輪郭や細部がうまく処理できていないのがわかります。

左が『一般モデル』、右が『アニメモデル』でアップコンバートした動画の静止画 4DDiG File Repair
左が『一般モデル』、右が『アニメモデル』でアップコンバートした動画の静止画
(画像をクリック/タップすると拡大します)

『顔専用モデル』を使ったアップコーンバート

最後に人間の顔の処理特化した『顔専用モデル』も使ってみましょう。サンプル動画はこちら。

動画編集ソフト機能レビュー用 サンプル動画 人物動画
動画編集ソフト機能レビュー用 サンプル動画 人物動画

フリー素材として提供されている動画を512×288pxのビットレート300bps位の動画に再変換し、ブロックノイズの目立つンプル動画としています。これを人間の『顔』のエンハンスに特化した『顔専用モデル』でアップコンバート。さらに違いを確認するために『一般モデル』でもアップコンバートしました。

4DDiG File Repair アップコンバート検証用『顔専用モデル』AIを使って2048×1152へ変換
4DDiG File Repair アップコンバート検証用『顔専用モデル』AIを使って2048×1152へ変換
4DDiG File Repair アップコンバート検証用『一般モデル』AIを使って2048×1152へ変換
4DDiG File Repair アップコンバート検証用『一般モデル』AIを使って2048×1152へ変換

まず、両方ともブロックノイズだらけだった動画が、結構見られるクオリティになっているのはシンプルにすごいですね。その上で双方を見比べてみると、やはり『顔専用モデル』の方が、人物の表情のニュアンスを忠実にアップコンバートできているように思えます。

『一般モデル』の方も悪くはないのですが、一時停止して見てみると表情や顔の細部がやや歪(いびつ)な時があるので、なるほど人物の顔に関しては『顔専用モデル』の方が自然な表現になっているように感じました。

静止画でみてみると、やはりほうれい線まゆげまぶたの輪郭などは、やはり『顔専用モデル』の方がオリジナルを尊重しているように見えます。

左が『一般モデル』、右が『顔専用モデル』でアップコンバートした動画の静止画 4DDiG File Repair
左が『一般モデル』、右が『顔専用モデル』でアップコンバートした動画の静止画
(画像をクリック/タップすると拡大します)

反面『一般モデル』は滑らかにはなっていますが、ディティールがぼやけてしまってます。逆に髪の毛の輪郭の処理は『顔専用モデル』はくっきりしすぎているようにも思えます。

ただ、動いている動画として観てみると双方の評価は難しくなります。静止画(写真)の場合はともかく、動画となると背景や他の要素とのバランスが求められるケースが多そうですので、『顔専用モデル』が活躍するシーンはかなり限定的なのかな? とも感じました。

まとめ

以上、動画・画像ユーティリティ『4DDiG File Repair』の基本機能解説と、AI高画質化機能を使った動画のアップコンバート機能テストを掲載してみました。

4DDiGシリーズ自体はもともと、データの復旧=リカバリーソフトに分類されるソフトウェアだったようですが、その技術を磨く中で動画や画像データのエンハンス機能も伸ばしてきたようです。

操作感としてはとてもシンプル。細かい設定などはせず、手元データをサクっと高解像度化したいという用途に適したツールです。また、ライセンス価格が同等機能を有する他のソフトと比べてもリーズナブルなのも注目点でしょう。

また、当記事・当ソフトの内容に関連して4DDiG公式サイトにも役立ちそうな関連記事がありますので、詳しくは下記リンクからご覧ください。

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