WebサーバーをCPIからmixhostへ移転 AOSSL対応 uzurea.net運営記 UZUREA編集部 公開:2019年10月6日(5年前) / 更新:2020年9月2日 コメント 0件 コラムWordPress SNS X Facebook B! はてブ Pocket 当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。 2019年10月、当サイト……uzurea.netを運営するwebサーバーを移転しましたので、当記事で選定から導入までの流れを記録しておきます 記事の索引1 uzurea.net Webサーバーを移転1.1 さくらインターネットでの運用を断念、mixhostを選定1.2 mixhostサーバーへデータ移行、SSL化に際して行った作業1.3 mixhost現状のリソース使用状況2 まとめ uzurea.net Webサーバーを移転 これまでuzurea.netを運用してきたのはKDDI ウェブコミュニケーションズのレンタルサーバーCPIのACEプランでした。 CPI ホスティング webサイト スクリーンショット (※2019年10月現在 CPIのACEプラン提供は終了し、新しく、SV-Basicというプランが提供されています)。 スペック面や各種機能に不足がある訳ではなかったのですが、無料SSL(Let’s Encrypt )が使えない事もあり、サーバーの移転を検討していました。 WordPressをベースに構築している当サイトですが、2019年8月、9月の月間PVは30万PV程度。 当初はLet’s Encryptで無料SSL利用が可能で、MySQL、PhpなどWorpressが動作するのであれば、まだそれほどスペックについては重視しなくても大丈夫だろう……といった認識でした。 さくらインターネットでの運用を断念、mixhostを選定 そこで、手はじめに、これまた別のサービスを運用中のさくらインターネットのプレミアムプランのサーバーにマルチドメインを設定し、テスト運用作してみました。 結果としては平日の午前5時から9時という比較的アクセスの少ない時間帯でも503エラー(過負荷による影響)を頻発。 一時的にリソースを強化してくれる同社の独自機能『リソースブースト』を使ってみるも、ほとんど改善されませんでした。 そこで、以後は『サーバースペックの高さ』も重視して、いくつかのサービスを比較・検討し、最終的に、mixhost(ミックスホスト)のクラウドレンタルサーバーv2を新規契約し、運用していく事になりました。 mixhost ウェブサイト スクリーンショット 『表示速度満足度NO.1のレンタルサーバー』というキャッチコピーに頼もしさを感じます。 mixhostサーバーへデータ移行、SSL化に際して行った作業 一般的なWordPressサイトの移転作業で、特殊な事は行っていませんが備忘録として記載しておきます。 なお、移転作業用のWordPressプラグインは使用していません。 mixhost スタンダードプラン12か月を契約(月額980円)旧サーバーのWordPressデータ、html関連データなど一式をローカルにバックアップデータベース(MySQL)をphpMyAdminからローカルにバックアップ(エクスポート)mixhostサーバーでuzurea.netのドメインを設定mixhostでWordPress用のDBを新規追加ローカルのWordPressデータ、wp-config.phpをmixhostのDB設定に書き換えるmixhost サーバーにWordPressデータ、html関連データ一式をアップロードmixhostサーバーのphpMyAdminから、旧サーバーからバックアップしたDBをインポートmixhostではドメインを設定するとSSLも自動的設定される作業端末のhostsファイルを書き換え、uzurea.netへのアクセスをmixhostサーバーに一時的に変更mixhostサーバーのWordPressの管理画面へログインし一般設定画面から『WordPress アドレス (URL)』 と『サイトアドレス (URL) 』をhttp→https へ変更.htaccessファイルの最上部にhttpsへの301リダイレクトを記述テスト運用をしてみたところ、本運用中のサーバー(CPI)と遜色なさそう 動作に問題が無いので、ドメインのDNSをmixhostのものに変更作業端末のhostsファイルを元に戻す2~3日ほどでDNSの浸透もほぼ完了(と判断) 各作業の詳細は省略しますが、ドメイン名の変更の無いサーバー移転なので難しい作業は殆どありませんでした。 利用 特にmixhostのphpMyAdminは、インポートサイズ制限が512MiB(※)と余裕がある点がたすかりました。 ※参考:さくらインターネットやロリポップなどは16MiB。 CPI ACEプランはデフォルト102kKiBですが、php.iniで設定変更可能 mixhost現状のリソース使用状況 記事執筆時のサーバーリソース利用状況を掲載しておきます。 mixhostサーバー管理画面 cPanel リソース状況 mixhostサーバー管理画面 cPanel 帯域幅グラフ 帯域幅グラフの一時的なFTP高負荷は、ファイルの初回転送時のものですので、全体としてしばらくは余裕のある運用ができそうです。 まとめ 他業務でmixhostを利用した際に、その使いやすさとサーバースペックの高さなどを知っていたので、選定~移転完了まで1週間ほどで決定、実行完了しました。 ストレージがSSDという点、マルチドメイン運用が無制限、無料SSL利用可能、再版可能、アダルトサイトなども運用OKと、現時点では殆ど隙のないwebホスティングサービスではないかと思います。 12ヶ月契約で980円/月(×12=11760円)。 24カ月、35カ月と長期契約するとさらにディスカウントになるので、費用面でもリーズナブルです。 管理画面として採用されているcPanelは一部の日本語翻訳に違和感があったり、未翻訳な箇所もあったりしますので、サーバー運用初心者の方に手放しでオススメはできませんが、web制作を生業としている方や、他のwebホスティングを利用してきたユーザーなら、すぐになれて使いこなせると思います。 mixhost 機能一覧mixhost 利用料金 mixhost サービス詳細 各種情報は公式サイトへ イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本 ¥1,663 (2024/11/21 09:36:28時点 Amazon調べ-詳細) Amazonでのレビューを見る Kindle Amazonで探す 楽天市場で探す Yahoo!ショッピングで探す メルカリで探す いちばんやさしいWordPressの教本 第4版 5.x対応 人気講師が教える本格Webサイトの作り方 「いちばんやさしい教本」シリーズ ¥1,564 (2024/11/21 05:27:19時点 Amazon調べ-詳細) Amazonでのレビューを見る Kindle Amazonで探す 楽天市場で探す Yahoo!ショッピングで探す メルカリで探す