ライブハウス 新宿ACB HALL
ライブハウス 新宿ACB HALL

ライブハウス『新宿アシベホール (ACB HALL) 』 お酒と音楽を楽しめる都内のお店

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uzureaでの『お酒と音楽を楽しめる都内のお店』シリーズではDJ BARや、クラブについて書いてきましたが、今回はライブハウス『新宿 AVB(アシベ)』についてのご紹介。

ちなみに『ライブハウス』とは日本独特の呼び名で、海外では普通に『CLUB』と呼ぶようです。

行政上の届け出の違いなどはあるのかもしれませんが、ライブハウスもクラブも同じようなモノだと思っております。 つまり……スピーカーから爆音が出せて、音楽好きの同志があつまり、飲んだり踊ったり、音楽に集中したり……楽しみ方は大体同じと言えるでしょう。

とはいえ、ドラムセットやギターアンプ、照明やPAが設置されているライブハウスは、バンドなどの生演奏好きにとって、そしてミュージシャン側にとって、やはり特別な空間でしょう。

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新宿アシベホール (ACB HALL)

さて、今回紹介するのは、新宿歌舞伎町の真ん中にあるアシベホール(ACB HALL)です。昔からの音楽関係者、バンドマン、ファン達には『アシベ会館』と、建物の名前で呼ばれる事もあります。

新宿ACB ビルの入り口
新宿ACB ビルの入り口

一番の最寄り駅は西武新宿線 西武新宿駅でしょうか。JR、小田急、京王などがある新宿駅からもそれほど距離感はかわりません。

すぐそばには同じく老舗ライブハウスの『LOFT(ロフト)』があります。LOFTとACBは30メートルも離れていません。両会場を行ったり来たり出来るような音楽フェスも時々行われているようです。

エントランスと、店内各所について

ACBの入り口は、ACB会館の地下二階。

ビルの階段を下りてエントランスのドアを入るとまずは左にトイレが。さらに進むと右手にバーカウンターがあり、ここで入場する時にチケット/エントランスの支払いとドリンクチケットを交換することになります。

新宿ACBホール エントランス入ってすぐ トイレの入り口
新宿ACBホール エントランス入ってすぐ トイレの入り口

フロア後方にDJ用機器が設置され、バンドが演奏していない時間にはDJが選曲をしている時もあります。

トイレはライブハウスの貫禄あり。そして広い。

トイレの内部には、様々なステッカーが貼られていたりして、これぞライブハウス! といった貫禄があります。

とはいえ、設備としてはしっかりしていて、男女別れていてそれぞれ広いので行列も出来にくい様です。

自分はある時、店に入ってすぐ 色もデザインもまったく同じTシャツを着ている方を見つけ、思わずトイレに入り、着替え用に持ってきた別のシャツに着替えた事がありました。また、激しいライブに備えて、メガネを外してコンタクトレンズも装着し……といった作業も短時間で済ませられます。

そういった時、何人もの人が問題なくトイレに入ってきますが、トイレの個室や、洗面台のスペースが広いのは嬉しいです。女性の方なら尚更ではないでしょうか。

バーカウンター

新宿ACBホール バーカウンター
バーカウンター 向かって右側がトイレとエントランス。左側がフロア。

自分はライブ中もアルコールを欠かしません。そんな時、この店のオススメ『3杯1000円』のセットはとてもありがたいです。ライブハウスで何杯も飲むという人にとっては素晴らしいシステムだと思います。

もちろんソフトドリンクも充実していますよ。

新宿ACBホール プラス100円でお酒も濃い目に
プラス100円でお酒も濃い目に。これも酒飲みにはうれしい。

ステージとフロア

さらに奥に進むとフロアとステージがあるエリアに。キャパシティは250人という空間はアンチノックや下北沢SHELTERより一回り広く感じます。都心にあるライブハウスとしては広い方でしょう。

出音について

このお店の出音(でおと)はいつも心地良く感じます。

日本のライブハウスは音が大き過ぎる、という話を知人から耳にする事が多いのですが、これはPAの腕前なのか、アーティストの実力なのかは判断が難しい所です。ですが、同じ箱で聴いていても、海外から来日するバンドのライブの方が音が小さくて聞きやすい、という事が何度もありました。

自分が今まで見たライブで最高の音質と適切な音量だったのは1993年に都内某所で見たFUGAZIの来日ライブ。市販音源を聞いているかのような出音で感動したものです。

話をACBに戻すと、先日自分は日本のパンクバンド 『ANGER FLARES』のワンマンへ行きましたが、 さすが彼らも結成20年のベテラン。 出音は大きすぎず、小さすぎず。耳に負担は無く、心地よくも、激しい音楽を存分に楽しむことが出来ました。

新宿ACBでのANGER FLARESのワンマン。この日も最高だった
新宿ACBでのANGER FLARESのワンマン。この日も最高だった

まとめと、店舗情報

いつだったか、 「ライブハウス以外は嘘!」 なんてMCをライブで聞いたことがあります。

下北沢の某ライブハウスを連想させますが、自分はこれを「現場に足を運んでライブハウスに集まって、みんなで汗をかいて音楽を楽しむ事の素晴らしさ」を言っているのだと受け止めました。自宅で好きな音楽を自由なスタイルで聞くのも充実した時間ですが、食事などと一緒で、音楽も大勢で聞いたほうが楽しい! とも思うのです。

ACBからの帰り道、寺山修司の『書を捨てて街に出よう』ではありませんが、『CDを置いてライブハウスに行こう』というフレーズが自分の脳内を無限ループしていた事をここに告白します。

流石の三太郎

新宿アシベホールの所在地とアクセス

貸ホール アシベ ACBホール B2
貸ホール アシベ ACBホール B2

JR新宿駅東口から、歌舞伎町に入り歌舞伎町シネシティ広場(旧コマ劇場広場)の方に向かう。TVなどでも有名な歌舞伎町交番から風林会館方面に歩いて100メートル程の所にACB会館はあります。

ライブハウス 新宿ACB HALL

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流石の三太郎

埼玉県大宮市生まれのライター/コラムニスト。2001年執筆活動開始。おっさん。サブカルチャー(庶民文化全般)ジャンル分け不可能かつ、しっちゃかめっちゃか多岐に渡り、 主に雑誌を中心に執筆。

『昭和50年男』『実話 BUNKA タブー』『TV .Bros』『スーパー写真塾』『実話マッドマックス』『バースト』『Tattoo バースト』『ホイップ』『bounce』『CD ジャーナル』『サイゾー』『R-ZONE』などで執筆。音楽、笑い、テレビ、AMラジオ、アンダーグラウンド・クラブカルチャーなどが守備範囲。

プロフィール画像は江戸時代の絵師にして、洒落本の編集者の山東京伝。(Wikipedia CC0)

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