『GOM Player』と有料版『GOM Player Plus』比較 料金や機能を解説1500円でUHD/4K動画も快適 【製品提供記事】

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当記事で紹介するのは無料で使える動画再生ソフト『GOM Player(ゴムプレイヤー)』の、上位有料版にあたるWindows用ソフト『GOM Player Plus (ゴムプレイヤー プラス)』 です。

1,500円(無期限ライセンス)で広告の非表示だけではなく、ユーザーインターフェースの向上、高画質動画の再生や倍速再生などが、PC負荷も比較的少なく動作します。

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動画再生ソフト『GOM Player Plus』

DVD、Blu-Rayメディアや、保存した動画データを再生するアプリケーションは何を使用していますか? Windowsでは8、10とOSにはDVDなどの再生機能は搭載されていないので、その選定に悩むユーザーも多いのではないでしょうか。 そこで初期導入するのにオススメできる、リーズナブルな動画再生ソフトが『GOM Player Plus』です。

動画メディア再生ソフト Gom Player  Pro 公式サイト 『システム動作環境を確認するする』
Gom Player 公式サイト
”システム動作環境を確認するする”ボタン……^^;

GOM Player公式サイトには、『動画のすべて、NO.1メディアプレイヤー』というキャッチフレーズが記載されています。 同シリーズの特徴としては、

  • 多彩な動画フォーマット再生に対応(
  • GOM Player独自のオンラインデータベースから利用可能な映画字幕サポート
  • 360°VR動画再生機能
  • UHDや4K動画にも対応

などが挙げられます。

対応動画フォーマット : avi、 ogm、mkv、mp4、k3g、ifo、ts、asf、wmv、wma、mov、mpg、m1v、m2v、vob、m4v、3gp/3gp2、rmvb、rm、ogg、flv、asx(映像) 、dat などに対応

無料版『GOM Player』と、有料版『GOM Player Plus』の違い

無料版『GOMプレイヤー(韓国本国での名称 GOM Media Player)』も、多くの機能が利用でき中々便利なアプリケーションではあるのですが、インストール時と、アプリケーションの起動時にプレイヤー内に広告が表示されます。

広告が表示されるGOM Player無料版
広告が表示されるGOM Player無料版

有料版の『GOM Player Plus』は、この広告が非表示になるというのが一番の違いでしょう。また専用のデフォルトスキンはフラットデザインのすっきりとしたUIに進化しています。あとは困ったときのカスタマーサポートが有るか無いか、といった所。

利用料金は無期限ライセンスで1,500円と、とてもリーズナブルです。

インターフェイスも洗練され、広告も無い『GOM Player Plus』
インターフェイスも洗練され、広告も無い『GOM Player Plus』

無料版のUIと比べ、ボタンなども大きくなり、操作もしやすいのではないでしょうか。

『GOM Player Plus』をインストールする手順

『GOM Player Plus』を導入する手順はオンラインだけで簡単に行う事ができます。まずは 『GOM Player Plus』のwebページにアクセスして、ページ下部のからインストーラーをダウンロードします。

『GOM Player Plus』のインストーラーをダウンロード
『GOM Player Plus』のインストーラーをダウンロード

64bit版と32bit版があり、それぞれ2GB以上のRAM(メモリー)と200MB以上のHDD容量が最小システム要件です。

ダウンロードが完了したファイルをダブルクリックなどで起動するとインストールが開始します。最初に言語設定ができますので、日本語を選択してOKを押せば、後は、セットアップウィザードに従って操作していけば程なくインストールが完了します。

ライセンスの購入とライセンス登録

続いて公式サイトのライセンス購入ページにアクセスし、ライセンスの購入と登録を行います。 なお、無期限ライセンスですので1,500円でずっと使い続ける事ができるのは嬉しいですね。

上記ページから、画面右側の『購入する』ボタンクリックでライセンス購入ページに推移します。

『GOM Player Plus』 ライセンス購入ページ 購入画面
『GOM Player Plus』 ライセンス購入ページ 購入画面

決済方法は、各種クレジットカードの他、銀行振込、コンビニ決済、WebMoney、NET CASH、nanaco、ビットキャッシュ、PayEasyなどに対応しています。購入にあたっては、メールアドレスや決済情報に応じた入力が必用なので、間違えないように設定しましょう。

購入手続きが完了すると、メールアドレス宛にライセンスが発行されますので、『GOM Player Plus』を立ち上げて、ライセンスキーを入力する画面に登録します。

『GOM Player Plus』 ライセンス入力画面
『GOM Player Plus』 ライセンス入力画面

※もし上記画面が表示されない場合は、PCの買い替えなどで一旦認証を解除する場合は、GOM Player Plus上部の歯車アイコン(設定)をクリックし、設定画面から入力や認証解除が行えます。

登録が完了すると、次の画面が表示されて立ち上がります。

『GOM Player Plus』 ライセンス入力完了後の画面
『GOM Player Plus』 ライセンス入力完了後の画面

『GOM Player Plus』を使用してみての感想

優れた点

『GOM Player Plus』は、動画を再生するまでの操作や、設定が分かりやすいという点が優れています。ボタンなどのUIはわかりやすく、直感的に操作できるようにデザインされています。コンピューターの操作に不慣れな利用者でも、このソフトウェアの操作はにはすぐに慣れる事ができるでしょう。

基本的な再生ボタンの他、画面右下のアイコンをクリックする事で、再生スピードやエフェクトを行える『コントロールパネル』や、『プレイリスト』を表示させる事ができます。

GOM Player Plus 画面右下のアイコンで様々な機能を制御
GOM Player Plus 画面右下のアイコンで様々な機能を制御

またサイズが大きい動画ファイルを再生しても、PCの負荷は小さく、途切れることなくサクサクと動作しました。無料版と比べ、より動作が軽く感じました。

コントロールパネルでは再生速度の変更も簡単

コントロールパネルでは、再生速度の設定が簡単にできます。デフォルトで0.1刻みで速度を増減できるので、×1.3倍速、×0.8倍速といった好みの速度で動画を再生させることができます。もちろん音声のピッチが上がったり下がったりという事もありません。

GOM Player Plusのコントロールパネル
GOM Player Plusのコントロールパネル

ちなみに、コントロールパネルを表示しなくてもキーボードショートカットで

  • 再生速度を遅く キーボード 『X』
  • 再生速度を早く キーボード 『C』

で操作も可能。(動作しない、という場合は日本語入力がONになっていないかチェックしましょう)

設定画面もわかりやすい

画面上部の歯車(設定)アイコンをクリックすると、さまざまな設定ができる設定画面が表示されます。

GOM Player Plusの設定画面
GOM Player Plusの設定画面

なお、上記の設定画面は最新のバージョンの表示です。旧バージョンの設定画面に戻したい場合は、この画面から[その他] > [設定モード] > [クラシックモードに変更] と操作すると、下記のような設定画面に変更になります。(一度自動的にプレイヤーが再起動しますので注意)

GOM Player Plus 環境設定画面(クラシックモード)
GOM Player Plus 環境設定画面(クラシックモード)

無料アプリ『GOM Remote』利用でリビングでも活躍

GOM Playerのオプション機能に、スマートフォンでGOM Playerを操作できる『GOM Remote』という機能があります。

『GOM Remote』 でスマホが動画プレイヤーの動画に大変身!
『GOM Remote』 でスマホが動画プレイヤーの動画に大変身!

これは、スマートフォンと、Windows両方に『GOM Remote』アプリをインストールする事で、スマートフォンをテレビのリモコンの様に操作して動画を操作できるという物です。

『GOM Remote』イメージ
『GOM Remote』イメージ

大型液晶やプロジェクターモニターにWindowsを接続して動画を閲覧するようなホームシアター構築を構築するのであれば、この機能でより快適に映像を楽しめるのではないでしょうか。

残念な点

公式サイトでもアピールしている『字幕機能』については、日本語の字幕についてはまだ発展途上の機能でしょうか。ディスクや動画ファイルとの紐づけは公式サイトからテキスト検索するのですが、手もとの動画で試したところ最適なものはヒットしませんでした。

GOM Player Plus Resource Center
GOM Player Plus Resource Center

2019年8月現在213,211件の字幕データ登録が有るようですが、世界各国の言語が検索対象となるようなので、動画メディアの件数などと比べるともっと登録が増えないと『便利な機能』として利用できないように思えました。

また、GOM Player Plusは2019年8月現在、Mac版が提供されていないので、Macユーザーはこの便利なソフトを利用する事はできません。(無料版 GOM Playerは提供されています)

GOM Player Plusの仕様

れあれあ

システム動作環境
対応言語 日本語、英語、中文(簡体)、中文(繁体)、韓国語、スペイン語、ロシア語ポルトガル語、トルコ語、タイ語、ドイツ語フランス語、イタリア語、チェコ語
OS
  • [64bit] Microsoft Windows 10 / 8.1 / 8 / 7
  • [32bit] Microsoft Windows 10 / 8.1 / 8 / 7
最小システム要件
  • 2GB以上のRAM
  • 200MB以上のHDD
  • プログラムの起動時には認証のためインターネット接続が必要
  • 認証後はオフライン状態でも GOM Player Plusを使用できます
その他
  • 一部の映像ファイルはDirectXまたはWindows Media Playerが必要
  • 映像ファイルの形式によっておすすめの設定は異なります
  • Windows Vista SP2、DirectX 11以上で360VRに対応
  • Windous Vista以下のOS下ではコーデック検索、字幕検索の利用が制限されます
対応フォーマット
映像の
フォーマット
avi, .ogm, .mkv, .mp4, .k3g, .ifo, .ts, .asf, .wmv, .wma, .mov, .mpg, .m1v, .m2v, .vob, .m4v, .3gp/3gp2, .rmvb, .rm, .ogg, .flv, .asx(映像), .dat
その他のフォーマットについては外部コーデックを使用することで再生可能です。
音楽の
フォーマット
.mp3, .m4a, .aac, .ogg, .flac, .wav, .wma, .rma , .alac
その他のフォーマットについては外部コーデックを使用することで再生可能です。
字幕の
フォーマット
smi, srt, rt, sub(& IDX), vtt(テキスト), dvb, ass, psb, txt, sbv, vobsub(内蔵字幕)
再生リスト
フォーマット
.asx, .pls
基本コーデック Vorbis, FLAC, ADPCM, XVID, MP41, MP42, MP43, H263, AP41, MPG4, MP4S, M4S2, MP4V, MJPG, RMP4, H264, DVSD, THEO, VP8, VC1, MPEG1, MPEG2, VP6, FPS1, IV50, IV40, SVQ3, H265, TSCC, TSCC2, Cinepak, SVQ1, G2M4, LAGARITH, TRUEMOTION2, DVCP, DVPP, QTRLE, RPZA, PRORES, MSZH, Nellymoser
[GOM & Company] GOM Player Plus広報PV

まとめ

『GOM Player Plus』は、4K動画やUHDもサクサクと再生できる動画再生ソフトとしてコストパフォーマンスに優れたアプリケーションです。

広告が出ないという点はもちろん、操作ボタンや設定などさまざまな点で無料版とくらべて快適に感じました。他社のDVD/BD再生ソフトなどは1万円近くするものが多いのと比べても、1,500円という価格で無期限に利用できる本ソフトは、Windows搭載のパソコンで使うなら十分に検討の価値があるソフトだと思います。

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新しいもの好きで様々なガジェットを実際に試したいと思っています! 最近はファッションにも目覚めました。

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