CLASSY.の特集がぶっ飛んでると話題に! 『推理小説家が山荘で密室事件に遭遇した時のキレイめ冬コーデ』まさかの結末にびっくり SNSピックアップ
画像は、CLASSY. 公式Webサイト 立ち読みページスクリーンショット https://classy-online.jp/classy/2024年1月号/

CLASSY. の特集が(また)ぶっ飛んでると話題! 『推理小説家が山荘で密室事件に遭遇した時のキレイめ冬コーデ』まさかの結末に…… SNSピックアップ

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光文社から刊行されている女性向けファッション雑誌『CLASSY.(クラッシィ)』。毎度中々ユニークな特集で読者を楽しませてくれる同誌の2024年1月号掲載『着回しDiaryコーデ特集』がまたSNSで話題になっています。

ついには有栖川有栖、綾辻行人など大御所ミステリー作家までこの特集に注目してしまいました……そこで当記事ではネタバレにならない程度に、その内容をご紹介いたします。

今月のテーマは『推理小説家女子の雪山ミステリー12月の着回しDiary』

ファッション雑誌『CLASSY.』の着回しDiaryコーデは、変わった仕事・環境に身を置く女性のファッションを1日ごとに紹介するという企画。誌面では、主人公の女性の独白でストーリーが進み、その下に着回しコーデの詳細が記載されるという特集です。

そして12月に発売となった2024年1月号の特集のひとつである『推理小説家女子の雪山ミステリー12月の着回しDiary』が、SNSで話題となっています。

ストーリー&登場人物紹介

2023年12月に発売された最新号の主人公は推理小説家・金田一アカネ(31)。新作の長編小説を書くために人里離れた山荘を訪れたアカネは、そこで謎の盗難事件に巻き込まれます。

大雪で外部との連絡が途絶え、山荘は巨大な密室状態。果たして助けが来る1カ月の間に、編集者でありバディの七瀬雪夫とともに、犯人を捜し出すことができるのか。ちなみに 祖母は名探偵・金田一助子。決め台詞は「バッチャンの名にかけて!」だそうです。

金田一&七瀬の名前といい、決め台詞といい、完全に『金田一少年の事件簿』のオマージュですね。雪の山荘が舞台のミステリーといえばノベルゲーム『かまいたちの夜』、門前典之氏による小説『屍の命題』が思い起こされますが、さすがにファッション雑誌。主人公が捜査するのは、殺人ではなく窃盗事件です。

登場人物は主人公、編集者の他に5人。300万の結婚指輪を盗まれたカップル、自然を愛するペンションオーナー、無口な登山家、とにかく怪しいサングラスの女……。

いったい誰が指輪を盗んだのかとアカネが頭を抱えていると、オーナーの安眠枕や謎の女のヘパリーゼなど色々なものが紛失し、人間関係が明るみになり、ストーリーは思わぬ方向へ

ネタバレになるので詳細は明かせませんが、勘のいい人間なら1ページ目で犯人に気が付くでしょう。しかし問題は犯人が発覚した後の一文です。いやなにもそこまでオチをつけなくてもいいのでは!?

有栖川有栖、綾辻行人など推理小説作家も反応しはじめ……

推理小説家女子の雪山ミステリー12月の着回しコーデは、その奇抜な設定がウケてネットで話題に。SNSでは「情報量が多すぎて頭に入ってこない」「文章を真剣に読みすぎてコーデが目に入ってこないのが難点か」「最後の最後でとんだどんでん返しがあってびっくりした」「クローズドサークルの着回し、確かに外に出られないんだから手持ちを着回すしかないのか。盲点だった」などの感想が寄せられていました。

また『月光ゲーム―Yの悲劇’88』 (創元推理文庫)、『46番目の密室 』(講談社文庫)の作者である推理小説家・有栖川有栖氏は「クローズドサークルでの着回しは考えたことがなかったわ。」「クローズドサークルで連続殺人が起きた時、やってはいけないこと。サイズが合うから、といって被害者が残した服を着回しコーデに使う。」などとコメント。

さらにクローズドサークルの名作『十角館の殺人』ほか、館シリーズでも知られる推理小説家・綾辻行人氏は、「面白そうなのでつい、買ってしまいました。なるほど、おまえが××やったんかー笑」とポストしています。

おふたり以外にも、多数の作家さん達がこの話題に注目していたようです。

『推理小説家女子の雪山ミステリー12月の着回しDiary』まとめ

設定やストーリーは奇抜ですが、コーデの組み合わせはどれも可愛らしい!筆者が特に惹かれたのは、「もういやだ」のメッセージを残しペンションを出てしまった登山家を捜索するための雪山コーデ(12月18日分)です。フード付きのショートダウンとグレーのワイドパンツの組み合わせがかっこいい!ちなみに登山家は雪山で迷子になりビバークしていたそうです。

また、今回の着回しコーデでは、他の登場人物の服装もちょこっとだけ紹介されています。(スタイリストの私物を多用していますが……。)ネタだけではなく、本編であるファッションにも注目です!

特集ページの他、一部ページはWebサイトで閲覧できますが、この特集をしっかり見たいという人はこの機会に同誌を手に取ってみてはいかがでしょうか!

思わず買ってしまった作家の先生もいるみたいですね……w

過去にはこんな特集も……

一風変わった特集を組むことで有名なCLASSY.では、過去にも以下のような設定で着回しコーデを紹介していました。

  • 独身の同世代の男のコでは満足できなくて……。妻子持ちの先輩との不倫関係を清算したい30歳女性の着回しコーデ(2020年3月)
  • ある日突然ユーレイになっちゃった!?モノトーン服で4月の着回しコーデ(2022年5月)
  • え!?鍵かかってる! 義両親の家を訪問したら、檻のような部屋に閉じ込められた日の着回しコーデ(2022年9月)
  • あなたは政府に残る?それとも各国で貢献する? 〝1カ月後に日本沈没〟という極秘情報を知り、未曾有の危機に5足+14着で立ち向かう若きリーダーの着回しコーデ(2023年9月)

なかなかぶっ飛んだ設定です。余談ですが、2024年2月のテーマは『ニュアンスカラーで生き残れる!ゾンビから逃げる1月の着回しdaily』だそうです。どのようなストーリーなのか気になりますね!

関連リンク

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キシマ

沖縄生まれ、東京住みの新卒フリーライター。映画、ゲーム、アプリといったエンタメ系記事からキャッシュレスなどのお金系記事、美容系の記事までなんでも執筆しています。
ダースベイダーマニアです。

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