VRChatで『2BRO.弟者』さんが訪れたワールド12箇所紹介! VRChatの基本もちょっと解説
VRChatで『2BRO.弟者』さんが訪れたワールド12箇所紹介! VRChatの基本もちょっと解説

VRChatで『2BRO.弟者』さんが訪れたワールド12箇所紹介! VRChatの基本もちょっと解説

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現在話題沸騰中のソーシャルVRゲーム『VRChat』。筆者も最近始めたところまんまと沼にハマり抜け出せなくなってしまいました。そこで当記事では、登録者315万人を誇るゲーム実況者グループ『2BRO.』のファンである筆者が、弟者さんの行ったVRChat内ワールドを紹介します。

そもそも「VRChatがなにか分からない」「VR機器はもってないが、弟者さんと同じワールドに行ってみたい」という方向けに簡単な解説も記載していますので、ご安心ください。

VRChatの基本をちょっとだけ解説

VRChatは、仮想空間で他者とのコミュニケーションが楽しめる無料のソーシャルVRゲームです。

vrchat遊べる!
VRChatはVR機器がなくても遊べる!

メタバースSNSアプリと説明する方もいます。ゲームの目的はひとそれぞれ。キャラクター(アバター)を使用し、他者と音声やチャットを介して交流する人もいれば、誰とも会わずにひとりでVRChat内を散策する人もいます。

京セラ VRChat 「京セラレーザーコンセプト製品展示ブース」
「京セラレーザーコンセプト製品展示ブース」を
京セラの社員が説明するイベント

メイドカフェやミュージカルなど毎日様々なイベントが開催されており、楽しみ方は無限大!また、京セラ、吉本興業、サンリオ、日産など様々な企業、自治体も参入しており自社製品などをPRする大きなイベントも催されています。

VRChatはゲーム販売サイトsteamや、androidスマートフォンなどでプレイが可能です。……そう、VRゴーグルやヘッドセットが無くても遊べちゃうんです! 筆者も最初の1カ月はデスクトップPCのみ(VR機器なし)で遊んでいました。

ワールドはVRChatに存在する空間のこと

VRChat メニュー画面 メニュー画面はキーボードのEscで開ける
メニュー画面はキーボードのEscで開ける

VRChatには、『ワールド』というオンライン空間が無数に存在します。(ほとんどのワールドが個人による制作かと思われます)。ワールドのジャンルは様々。他人と交流することがメインのものや、ゲームが遊べるワールド、景観が綺麗なワールド、友達とだらだら喋るのにぴったりな部屋を模したワールドなどが存在し、ひとり、あるいは誰かと好きに巡ることができます。

インスタンス=ワールドの中にある部屋

ワールドにはいくつかの部屋=インスタンスが存在します。どのインスタンスも同じものが設置され、見える景色も同じです。しかし、インスタンス1に入った場合、インスタンス2の人と会うことはできません。ジャスコの1階のトイレと2階のトイレは同じトイレでも違う、と説明すれば分かりやすいでしょうか。

VRChat メニュー画面  基本使うのはフレンド、フレンド+、インバイト
基本使うのはフレンド、フレンド+、インバイト

また、インスタンスには、『パブリック、フレンド、フレンド+、インバイト、インバイト+、グループ』という区分けがあります。自分でインスタンスを作成する場合、どの区分けにするか選ぶ必要があります。

VRChat メニュー画面

他人と交流したい場合はワールドを選択後、メニュー画面右側にあるすでに誰かが作ったパブリックインスタンスを選択。誰にも邪魔されずにひとりでワールドを巡りたい方はインバイトで新しくインスタンスを作りましょう。

ワールド巡りの注意点

セーフティモードはShift + Escでも起動する
セーフティモードはShift + Escでも起動する

VRChatにも荒らしが存在します。大音量でうるさい音を流したり、卑猥なことを言ってきたり、つきまとったり、荒らし方は様々です。具体的な対処法は割愛しますが、怖い目にあったらメニュー画面右下のセーフティモードを起動するか、ホームへ戻るでゲーム開始地点に帰還しましょう。

VRChatで弟者さんが訪れたワールドをジャンル別に紹介!

2BRO.の弟者さんが訪れたワールド(イベントを除く)を以下にまとめました。どのワールドもVRなしで楽しめます。青字のリンクをクリックするとVRChatの公式webサイトに飛びますので、気になったワールドはひとまずお気に入りに登録をして、ゲーム起動後に訪れてみてください!

初心者向けワールド

[JP] Tutorial world

VRChatの操作方法を学ぶなら[JP] Tutorial world !RPGでいう最初の村です。大きなパネルには、本ゲームの遊び方が記載されています。自衛の方法も書いてあるため、一通り読んでおきましょう。辺りをうろうろしていると親切な人がVRChatを案内してくれることもあります。

写真左の広場は、[JP] Tutorial worldの最終地点にあります。ここで写真を撮影し、#VRchatはじめましたのタグをつけて写真をツイートする人が多いです。

日本語話者向け集会場「FUJIYAMA」JP

日本人同士の交流を目的にしたワールドFUJIYAMA。やたら絵が上手い人がいたり、懐から小道具を出して周りをあっと驚かせる人がいたり、眠っている人がいたり、様々な人間が入り乱れています。ワールド内には「初心者」「無言(マイクなし)」などのタグマーカーがあり、簡単に自分をアピールすることが可能。友達を作るのにおすすめの場所です。

日本人向け 1対1お話しワールド NAGiSA [JP]

NAGiSAは、5分間のタイムリミットの中、1対1でお話しをするマッチングワールドです。『弟者の「VRChat」』の生配信で利用していたのもここです。

【VRChatはじめてみた】弟者の「VRChat」【2BRO.】
【VRChatはじめてみた】弟者の「VRChat」【2BRO.】

会話下手な人も少なくないため、「うまくコミュニケーションが取れるか不安……」という人にもおすすめです。話が弾んだ時は壁にある延長ボタンを押しましょう。再度押すまで無限にその相手と話すことができますよ。

もちろんNAGiSAにも悪い人はいます。筆者は暴言を吐かれたことがあり、すぐにリスポーンボタンを押してワールドの入り口に戻りました。NAGiSAを作ったVTuberエンジンかずみさんは、VRChat初心者におすすめの動画をいくつかアップしているので、VRChatを始める前に見ておくといいかもしれません。

Avatar Museum 10

弟者さんが配信内で言及していたAvatar Museum はその名の通り、様々なアバターが展示されているワールドです。アバターをクリックするとサンプルのコピーが可能。サンプルアバターはAvatar Museum外で使用しても大丈夫です。

Avatar Museum 画面3
ボタンを押せばアバターをコピーできる

身体や足元にあるサンプルの文字が気になる方やロックされた機能が使い方は、BOOTHでアバターを購入するべし。アバターをVRchatで使用するためにはいくつかのソフトが必要になりますが、初心者にも分かりやすい解説記事がネット上にたくさんあるので困ることはないかと思います。Avatar Museum は現在1~10が公開されています。ちなみに筆者が使用しているのは、ショップ名「もち山金魚」さんのキプフェルです。

景色が綺麗なワールド

まろの港町 -Port town-

まろの港町 -Port town-は、生配信『弟者の「VRChat」』の最後に訪れていた景観系ワールドです。夏、海、まぶしい日差しを感じることができるワールで、フレンドと訪れるもよし、ひとりでのんびり散歩するのもよし! ワールド説明文には「リアルお盆休みが2日暇になったのでその場のノリで制作しました」とありますが、とても短期間で作ったとは思えないクオリティの高さです。どこか懐かしい家屋の横には、アイスの自販機が!

VR art ‘New place’

ストリーマーであるスタンミさんとのコラボ配信で訪れたアートが楽しめるワールドVR art ‘New place’。配信内でも言及していましたが、VR内なら展示物に触っても大丈夫! さまざまな角度から間近で3Dアートを鑑賞しましょう。

アートが楽しめる美術館ワールドでいえば、Exhibition˸ EXFLATもおすすめです。こちらはshi-roさんというイラストレーターの絵を鑑賞できるワールド。リアルな美術館巡りが楽しめます。

Amebient

弟者さんがとにかく気に入り、イベント終わりにも足を運んでいた環境系ワールドAmebient。水没したビルと雨音が視覚的にも聴覚的にも心地いいです。ポタポタと落ちる雨粒にコップやバケツを当てると音が変化します。製作者であるphi16さんのコメントによれば、Amebientは失敗を前提としたワールドらしく、「気軽に世界をやりなおす体験をしてほしい」とのこと。世界の終わり方もいろいろあるようなので、ぜひ自分の手でプレイしてみてください。

Beyond a bit – 想像のちょっと先へ

Beyond a bit – 想像のちょっと先へは、サンリオによるイベント『SANRIO Virtual Festival 2023 in Sanrio Puroland』にて公開されたワールドです。とても人気のワールドで、ヴェネチア国際映画祭やレインダンス映画祭のXR部門に選出され、訪問者数100万を達成しました。

ここでは視覚効果を利用したパーティクルライブを楽しむことができます。デスクトップでも充分堪能できますが、VRを持って入る方はぜひVRで楽しんでほしい! 筆者は床が抜け落ち宇宙に立つシーンに感動し、鳥肌が立ってしまいました。

※パーティクルライブでは視界が激しく動いたり、強い光の明滅が発生することがあります。VR酔いしやすい方は充分にご注意ください。

ゲーム系・アトラクション系ワールド

ヴァリアライド-Varea’Ride-

ヴァリアライド-Varea'Ride- 画面1
VR酔いしやすい人にもおすすめ

悪のVR怪人組織『悪役結社ヴァリアール』提供のライド系アトラクション・ヴァリアライド-Varea’Ride-。乗り物にのって世界観を楽しむワールドは数多く存在しますが、ヴァリアライドはとにかく完成度が高い! 車体が傾く際には座席も回転し、視界の揺れを抑制しているそうです。VR酔いを起こしにくい設計になっているため、ライド系アトラクションが苦手な人にもおすすめです。

また、悪役結社ヴァリアールは演劇ショーのイベントを不定期開催しています。筆者は『VRヴィランショー 外伝 ヴァリ☆ドキ サマービーチ・フェスティバル』の回に参加したことがあるのですが、VRならではの視覚効果を使った演出がとにかく素晴らしくて感動しました。悪役結社ヴァリアールのショーは初心者にも優しいイベントです。機会があればぜひ参加してみてください。一部イベントは悪役結社ヴァリアール 広報部のYouTubeチャンネルにアップされています。

SlashCo VR

SlashCo VRは、最大8人で遊べるサバイバルホラーゲームワールドです。ゲームの目的は仲間と協力して薄暗いワールドに設置されたガソリンを拾い、発電機を動かし脱出すること! 弟者さんとスタンミさんが苦戦していたとおり、ゲームの難易度は高めです。筆者は敵がスタックし、なんとかヘリコプターで脱出することができました……。突然暗闇の中から敵が現れこちらに突進してくるなどのホラー演出があるため、苦手な方はご注意ください。

Just Roller Coasterǃǃǃ – a Tiny Adventure –

2分半のジェットコースターの旅が楽しめるJust Roller Coasterǃǃǃ – a Tiny Adventure –。360度回転したり、車体が激しく揺れたり、VR酔いしやすい人には厳しいライド系アトラクションです。筆者はデスクトップで体験しましたが、目がぐるぐる回ってしまいました……。身体に優しいジェットコースターが好きな人には、Royal Flash Theme Parkがおすすめ。短いながらも完成度の高いジェットコースターがいくつか設置されています。

その他のワールド

ポピー横丁-Poppy Street-

VRChatの有象無象が集まるポピ横は、日本の新宿にあるゴールデン街をモチーフにした日本人向け交流ワールドです。メニュー画面の初心者にオススメのワールド紹介欄にも表示されていますが、初心者に向いているかというと正直微妙なところです。

バーで普通にお喋りを楽しむ人たちがいる一方、路地裏では奇声をあげて走り回る人がいたり、卑猥なアバターで自己主張をする人がいたりします。また一方の路地裏ではギターの引き語りをする人も。カオスな環境が好きな人にはおすすめのワールドです。インスタンスや日によっては平穏なこともあります。(Xの目撃情報からポピ横に行ったと推測されるため、こちらのワールドも紹介しました)

まとめ

vrchat 水族館
なりたい自分になって、行きたい場所にいつでも行ける
(vrchat 水族館)

VRchatには独特な文化・空気感があります。中には嫌悪感を抱く人もいるでしょう。とはいえ、始めてみないことには何も分からないかと思います。少しでも興味がある方はまずはデスクトップPCかスマホでプレイしてみてください。ハマってしまえば止め時を見失い、筆者のように1日12時間プレイしてしまうほど抜け出せなくなりますよ。

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キシマ

沖縄生まれ、東京住みの新卒フリーライター。映画、ゲーム、アプリといったエンタメ系記事からキャッシュレスなどのお金系記事、美容系の記事までなんでも執筆しています。
ダースベイダーマニアです。

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