新作ドキュメンタリー『フジコ・ヘミング 永遠の音色』2025年公開 生前に託した夢とは―。 場面カット公開
新作ドキュメンタリー『フジコ・ヘミング 永遠の音色』2025年公開 生前に託した夢とは―。 場面カット公開 (C)2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ

新作ドキュメンタリー『フジコ・ヘミング 永遠の音色』2025年公開 生前に託した夢とは―。 場面カット公開

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60代になってから世界に見いだされたピアニスト、フジコ・ヘミングの新作ドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』が2025年に公開されます。監督は約12年間フジコを追い続けていた小松莊一良監督。本作では、未公開のインタビュー映像・絵日記などからフジコ氏の人生に迫ります。

新作ドキュメンタリー『フジコ・ヘミング 永遠の音色』2025年公開 最後の映画で明かされるその素顔

『フジコ・ヘミング 永遠の音色』場面写真
2025年全国順次ロードショー
(C)2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ
『フジコ・ヘミング 永遠の音色』2025年全国順次ロードショー
(C)2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ

世界で活躍したピアニストのフジコ・ヘミング氏が、昨年逝去してから4月21日で一周忌を迎えます。情感あふれるダイナミックな演奏はクラシックファン以外でも国内外多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれていました。

その唯一無二の演奏を再び聴きたい、聴いてみたかったという熱い声が高まっており、このたび生前から始動していたプロジェクトであるドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』が公開される事となりました。

場面写真

未公開のインタビュー映像・絵日記などから解き明かされる新たな真実とは?スウェーデン人の父と幼少時の別れ、母の厳しいレッスン、無国籍の生き辛さ、貧しい留学生活、忘れられない恋、聴力の喪失などの苦難を乗り越え、60代で認められ人気ピアニストになった波乱万丈の人生。

パリ、ベルリン、ストックホルム、LA、横浜……2018年に劇場公開しロングランヒットした、初のドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』も含め小松莊一良監督が約12年間追い続けたからこそ迫れたフジコ氏の素顔。圧巻の“ラ・カンパネラ”、名曲クラシックの数々、貴重なオリジナル曲・・・・・・その人生から生まれた、心揺さぶる演奏をぜひ映画館のスクリーンで最大限に体感してください!

フジコ・ヘミング 永遠の音色

フジコ・ヘミング 永遠の音色 作品情報

  • 公開日: -
  • 原作者: -
  • 監督: 小松莊一良
  • プロデューサー: -
  • 脚本: -
  • 制作会社: -
  • 作品概要: 
    世界で活躍したピアニストのフジコ・ヘミングが逝去してから2025年4月21日で一周忌を迎える。情感あふれるダイナミックな演奏はクラシックファン以外でも国内外多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれていた。その唯一無二の演奏を再び聴きたい、聴いてみたかったという熱い声に応え、生前からフジコと撮影していたプロジェクトであるドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』が2025年に公開することになった。
    最後の映画で明かされるフジコの素顔、唯一無二の演奏に心震える――。生前に託した夢とは?

配給:日活 (C)2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ

フジコ・ヘミング(FUZJKO HEMMING)プロフィール

『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』場面写真
『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』場面写真
(c)2024「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」フィルムパートナーズ

日本人ピアニストとスウェーデン人画家を両親としてベルリンに生まれ、母の手ひとつで東京に育つ。幼少の頃よりピアノを 始め、世界的音楽家 レオニード・クロイツァー氏に師事。青山学院、東京藝術大学を経て毎日コンクール賞などを受賞。28歳でベルリン芸術大学に留学。その後ヨーロッパ各国で キャリアを重ね、大作曲家レナード・バーンスタインらから高い評価を受け支援されるが、コンサート直前に風邪をこじらせ聴 力を失ってしまう。絶望と貧困の中で治療に専念し、以後はドイツ各地で音楽教師として生計を立てながら演奏活動を続ける。

1999年に NHK の ETV 特集で彼女の存在が紹介されると、一夜にして“フジコブーム”が巻き起こり、ファーストアルバム 『奇跡のカンパネラ』でCDデビュー。60代後半での遅咲きの登場となる。その後、「日本ゴールドディスク大賞クラシック・ア ルバム・オブ・ザ・イヤー」を連続受賞し、CD 売上は200万枚を超えるクラシックでは史上初の快挙が続いた。パリに居を構 えた後は海外公演の足場とし、世界の著名オーケストラとも数多く共演。年齢にとらわれず夢を諦めない姿勢は多くの人を勇気づけた。

2018年、ワールドツアーや知られざる生活を描いた初の劇場映画『フジコ・ヘミングの時間』が全国公開されると、立ち見の 続く異例のロングランヒットとなり、第22回上海国際映画祭に招待されるなど海外でも公開が広がった。また、イラストレーターとしての評価も高く、終戦直後に描いた絵日記が『フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記』(暮しの手帖社刊)として出版。ファッション、インテリア、ライフスタイルは、その強烈な個性とともに多くの人気と支持を集めている。

2021年、自身で選曲した渾身の5枚組オールタイムベストアルバム『COLORS』をリリース。2023年には、長年の夢だっ たスペシャルコンサートを横浜で開催。この一夜限りの映像はBlu-ray『赤いカンパネラ』として作品となる。メジャーデビューから20 数年を過ぎても、世界中で年間約60本に及ぶコンサートで演奏。チケットは入手困難でソールドアウトが続いた。ベジタリアンでクリスチャン。動物保護のチャリティー活動も精力的に行っていたが、2024年4月に急逝。

小松莊一良(こまつそういちろう)監督プロフィール

ロサンゼルス生まれ、広島県呉市で育つ。大阪芸術大学 映像学科在学中より自主映画製作で注目され、ダンス映画『Heart Breaker』で映画監督としてデビュー。おもに音楽やストリートダンスをモチーフにした作品をテーマとし、ドラマの他にもドキュメンタリー、ミュージックビデオ、ライブDVD、ステージなど幅広いフィールドで活動を続ける。吉川晃司、藤あや子、安室奈美恵、DA PUMP、ケイティー・ペリーなどの音楽映像を手掛けるほか、2024 年、WOWOW で世界配信された、新世代のダンスボーカルユニット・新しい学校のリーダーズの初武道館ライブ映像を監督し、第 14 回衛星放送協会オリジナル番組アワードにてグランプリなど2冠を受賞。

2025年、劇場公開された Ado × 新しい学校のリーダーズ × YOASOBI 「matsuri ’25: Japanese Music Experience LOS ANGELES」で総合演出を務める。一方で、世界的人気のクラシック・ピアニスト、フジコ・ヘミングの映像やコンサートの演出も長年手掛け、企画・監督したドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』(2018年)が感動を呼び異例のロングランヒットとなった。母校・大阪芸術大学 映像学科では客員教授も務める。

過去の関連作品

2018年に公開された初のドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』。本作にて世界中にある美しい自宅、愛する猫たち犬たちとの暮らし、恋の話など彼女の“素顔”が解き明かされました。

フジコ・ヘミングの時間

フジコ・ヘミングの時間 作品情報

  • 公開日: 2018年6月16日(土)
  • 作品時間: 1時間55分
  • 原作者:
  • 監督: 小松莊一良
  • プロデューサー:
  • 脚本:
  • 制作会社:
  • 作品概要: 
    苦難を乗り越え、60代で世界に見いだされた奇跡のピアニスト、フジコ・ヘミング。
    いくつになっても豊かな人生を奏でる―――。パリ、NY、ブエノスアイレス、ベルリン、LA、東京、京都・・・フジコと巡る旅。世界中にある美しい自宅、愛する猫たち犬たちとの暮らし、恋の話など彼女の“素顔”を解き明かす

公式SNS: 

配信サービス:

そして2024年には『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』が公開され、フジコ氏の当時の住まい、コロナ禍で開催された無観客コンサートやチャリティーコンサートの様子が映し出されました。

恋するピアニスト フジコ・ヘミング

恋するピアニスト フジコ・ヘミング 作品情報

  • 公開日: 2024年10月18日(金)
  • 作品時間: 1時間59分
  • 原作者:
  • 監督: 小松莊一良
  • プロデューサー:
  • 脚本:
  • 制作会社: WOWOWエンタテインメント
  • 作品概要: 
    “恋”に彩られた彼女の人生、奏でた音色は、旅を続ける。
    世界中から愛され、人々の心を震わせてきたピアニスト、フジコ・ヘミング。90歳を超えてもなお、世界中で精力的に演奏を続け、公演はどこもソールドアウト。2024年も多くの公演を控えていた中、4月に92歳でフジコは世を去った。サンタモニカ・パリ・東京に家を持ち、愛する猫や犬たちに囲まれ、ピアノを弾く毎日が、彼女の愛すべき世界だった。2018年に異例のロングランヒットを記録した映画『フジコ・ヘミングの時間』から6年。本作は2020年から4年間の旅路を演奏と共に描くドキュメンタリー作品である。

2024年作品、『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』については、試写レビューも掲載も掲載していますの。「人生なんてうまくいかないことがあたりまえ」と語るフジコ氏の人生観にご注目を。

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