老人Z

  • 原題・海外版タイトル: Roujin Z
  • 公開日: 1991年9月14日(土)
  • 作品時間: 1時間19分
  • 原作: 大友克洋
  • 監督: 北久保弘之
  • 脚本: 大友克洋
  • 制作会社: A.P.P.P.(アナザープッシュピンプランニング)
  • 作品概要: 
    自動看護ロボ vs 戦闘用ロボ!大友&江口がクリエイトする、リアルかつユーモラスなSFアクション!!厚生省が発表した老人介護全自動ベット・Z-001号機。画期的なその機械のモニターに、看護学生の晴子が世話していた高沢老人が選ばれる。機械に世話されている彼を痛々しく感じる晴子だが、ある時学校のパソコンを埋めつくす「HARUKO」の文字を発見し、高沢老人の元に急ぐ。だがその時、Zが暴走し始めた!
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ストーリー

ボランティアの実習として独り暮らしの老人の世話をしている看護学生の晴子。そんなある日、厚生省が高齢化社会へ向けての新事業『Zプロジェクト』を打ち出してきた。在宅独居老人を介護する全自動看護ベッド、Z-001号機─。超小型原子炉によって稼動するこのベッドは、コンピュータを搭載。食事、入浴、排泄物の処理はいうまでもなく、テレビ、ラジオ、電話、オーディオまで完備して患者を孤独から解放するという、画期的マシーンであった。その栄えあるモニター第1号に自分が世話していた高沢老人が選ばれたことから、複雑な思いを抱く晴子。その不安は、Z発表会の日に、さらにくっきりとした形となって現われた。Zによって体を洗われ、おしめを替えてもらい、食事、運動までさせてもらう高沢老人。しかし、彼女には、彼が機械にがんじがらめにされてる姿が、痛々しくてならなかったのだ。割り切れぬ思いで学校に戻る晴子。そこで彼女は……

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スタッフ

原作・脚本・メカニックデザイン:大友克洋
監督:北久保弘之
キャラクター原案:江口寿史
メカニックデザイン:磯光雄
作画監督:飯田史雄
作監補:鈴木美千代、川名久美子
美術監督:佐々木洋
美監補:串田達也、神山健治
美術設定:今敏
コンテ:本谷利明、田中達之、北久保弘之
演出:本谷利明
レイアウト・原画:沖浦啓之、新井浩一、大橋学、今敏、小林正之、鈴木美千代、黄瀬和哉、川名久美子、井上俊之、森田宏幸、松田勝己、鶴巻和哉、北野義宏、児玉昌弘、宇佐美皓一、石原興一、本田雄、荒川真嗣、末武庸光、高畠聡、森本晃司、飯田史雄、大友克洋、中澤一登、青木真理子、森川定美、八木元喜、吉本きんじ、橋本浩一、松本憲生、宍戸聡、鈴木俊二、嵯峨敏、田中比呂人、日野雅祥、木村雅広、須藤昌朋、田中正弘、奥田淳、堀内博之、三原三千雄、福島敦子、内野明雄、佐々木隆司、猪瀬富士夫、石谷保彦、石田敦子、平松禎史、奥野浩行、加瀬政広、清水健一
撮影監督:岡崎英夫
編集:西出榮子
特殊効果:榊原豊彦
コンピューターグラフィックス:阿部健一
音響監督:本田保則
音響効果:今野康之(スワラプロ)
サウンドエフェクトプロデューサー:Carl F. Macek
サウンドデザイナー:Thomas Chan
プロダクションアソシエイト:Michael Haller、Jerry Beck
音楽:板倉文
プロデューサー:野村和史、風間康久
制作:A.P.P.P.
製作:東京テアトル、角川書店、ムービック、テレビ朝日、ソニーミュージックエンタテインメント

キャスト

高沢喜十郎:松村彦次郎
三橋晴子:横山智佐
高沢ハル:斉藤昌
寺田卓:小川真司
長谷川良彦:近石真介
大江信子:佐藤智恵
佐藤知枝:松本梨香
前田満:辻谷耕史
老人A:槐柳二
老人B:松村彦次郎
老人C:青野武
Z-001号機のコンピュータ:斉藤昌
皆川部長:大宮悌二
立花教授:大木民夫
機動隊長:緒方賢一
職員A:島田敏
職員B:喜多川拓郎
ニュースキャスター:滝沢久美子
記者A:長島雄一
記者B:森川智之
記者C:高木渉
記者D:山崎たくみ
看護婦:浅野典子

主題歌・挿入歌

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