手軽に煎れたてのコーヒーが楽しめる『UCC DRIP POD(ドリップポッド)』導入記 UZUREA編集部 公開:2017年6月23日(7年前) / 更新:2020年7月30日 コメント 0件 ハードウェアオフィス生活飲料 SNS X Facebook B! はてブ Pocket 当記事の内容および記事中のリンクには、広告目的や当サイトが収益を得るためのものが含まれており、これらの収益によってuzurea.netは運営されています。 こんにちは!uzurea.net 編集長のMです。 突然ですが、皆さんのオフィスではコーヒーやお茶、紅茶など、飲みものを楽しめる設備はありますか? 価格がリーズナブルな設定の自動販売機や、いつでも新鮮な水が飲めるウォーターサーバーが導入されていたり、お洒落なエリアのビジネスビルや先進的な企業だと、カフェ風の休憩室があったり、むしろ本物のカフェが有ったり!……なんて所もあるのかもしれません。 反面、SOHOスタイルで営業している零細企業などでは、そういった設備を自前で充実させるのはちょっと大変ですよね。 かくいう当オフィスも、広さ的にも大人の事情的にもそういった設備を導入する余裕は無く、各自買ってきたペットボトルで喉を潤す日々でした。そして来客時には色々な面から買い置きのペットボトルお茶か缶コーヒーを選んでいただいたり…。 記事の索引1 オフィスでも、好きな時に好きなだけコーヒーやお茶を飲みたい!2 情報収集 どんな種類のコーヒーメーカーが合っているか3 一杯抽出タイプで、機器をさらに絞り込む4 DRIP POD(ドリップポッド)、君に決めた!5 企業、事業所ならさらにお得な利用方法も6 導入後…折角だから味もレビュー7 まとめ カプセルタイプのコーヒーメーカーも結構良い! オフィスでも、好きな時に好きなだけコーヒーやお茶を飲みたい! 一応オフィスに豆を挽くグラインダーと、ハンドドリップドリップの道具一式もあったのです。そして豆を挽いては、ドリップしたりもしていたのですが、そこは何せ狭いオフィスです。 コーヒー豆を挽いていると、オフィスはコーヒーのいい香りに包まれ、大きい音も出ます。ドリップも時間がかかるし、その間も黙々と仕事をするスタッフをしり目に、一人でマンダムするわけにはいきません。 僕、結構小心者社員想いなのです。 そんな訳で、一応気を使って、「コーヒー飲む人~!」なんて声をかけると、揃ってみんな手を挙げたりして……。 ……僕の煎れたコーヒーを、スタッフの皆が楽しんでくれる。こんなにうれしい事は無い……。 そんな小さな幸せをかみしめる日々も、まんざらでもないのですが、とはいえスタッフ人数分同時にコーヒーを煎れてると、なんだかんだ20~30分位かかっちゃうんですよね。ハンドドリップですから。 そんな訳で、コーヒー飲みたい時は、簡単に1杯分だけ煎れられるような環境の整備を本気で考えるようになりました。そういう環境になれば、みんな自分のタイミングで好きなだけコーヒーが飲めるし、僕も変な気を使う必要も無くなります。精神衛生!! 情報収集 どんな種類のコーヒーメーカーが合っているか さて、早速インターネットからgoogle先生に問い合わせします。 ”小規模 オフィス コーヒー ” ……といったようなワードで検索し、前述のような小規模オフィスには何が最適か検討したところ概ね下記のどちらかにしぼられてきました。 多めに煎れて、保温機能のある『作り置きタイプ』 昔からある、ガラスの丸い容器の中にコーヒーを作っておいて、保温機能で暖かさを維持するタイプですね。 機能面ではシンプルなものが多く、運用にもそれほど気を使わないという点がメリットです。トリップ機能がついてるオールインワンタイプなどもありますが、その場合コーヒーも自分好みの豆を手配できますね。 コーヒーポッドから注がれるコーヒー。そういえば最近みませんねこういう場面 デメリットとしては、やっぱり煎れてから長い時間保温しておくと味が落ちてしまう事でしょうか。 消費回転が早い喫茶店さんならともかく、マクドナルドでも1杯づつドリップしてくれる昨今です。ちょっと気乗りしません。あと毎日、飲み残しが発生しそうです。 飲みたい時に操作して煎れる『一杯抽出タイプ』 その名の通り、飲みたい時に操作する事で、1杯分のコーヒーが煎れられるタイプ。 ストレージにパウダーを大量に入れておける、ファミレスに有るような中~大規模な機械をイメージしがちですが、最近は専用のカプセルタイプの小規模なものもある事を知りました。 メリットとしては、その運用の楽さ。ワンタッチでカプセルを交換できて、メンテナンスが楽。カプセルの種類も色々出ていて1つの機械でコーヒーだけでなく色々な飲み物を煎れる事ができる様です。 デメリットとしては、カプセル備蓄の確保と、機器の価格。そしてランニングコストといった費用面が気になりました。 一杯抽出タイプで、機器をさらに絞り込む 色々と悩ましい所ですが、今回は一杯づつ抽出できるタイプをランニングコストの部分も含め、入念に選定していく事にしました。 選定ポイントは… カプセル供給が安定しているかどんなに便利でおいしくてもカプセルが手に入り難くて、機械がゴミになってしまうのは悲しいので、中長期的に利用できるものか、手に入りやすいかなどもチェック。美味しいか折角だから美味しい方がいいですよね。あまりおいしく無くて誰も飲まないものに費用を出すのは嫌です。ランニングコスト1杯あたりどれ位で飲めるのかという点は大事です。豆を買って挽いて入れるのと同等とはいかないでしょうが、缶コーヒーより安くて、美味しくないと悲しいです。 といった所ですね。 そんな訳で、再度グーグル先生に問い合わせて、出てきたのはこんなところ。 バリスタ i[アイ] ネスレ ネスカフェ ドルチェグスト UCC ドリップポッド DP01 UCC ドリップポッド DP02 いずれもネスカフェ、UCCの販売する機器なので、カプセルの流通の面では安心できそうです。 美味しさという面ではバリスタ i[アイ]はどうやら、インスタントコーヒーを利用するタイプのマシンの模様。 ネスカフェ ドルチェグストはエスプレッソタイプのカプセルマシン。とはいえレギュラーコーヒーなどのカプセルの他、抹茶やラテ、カプチーノ、チョコチーノ(ココア)など色々なカプセルがあって面白そうです。 UCCのDP01とDP02 『DRIP POD(ドリップポッド)』はその名の通りドリップタイプのカプセルマシン。 DP01が2015年に発売、DP02は2016年に発売された後継機で、カプセルは同じものを使える上、DP02は専用のアタッチメントを使えば、引いた豆でも抽出ができるようです。 ランニングコストについては各オフィシャルサイトでチェックしたところ以下の様な感じです。 品名1杯あたりの価格補足ネスカフェバリスタ i[アイ]20円以下インスタントタイプ。インスタントコーヒーのパウダーを利用ネスカフェドルチェグスト53円~100円エスプレッソタイプ。専用カプセルが多数。ラテ、抹茶、ココアなど色々たのしめる。ミルクとコーヒー2つのカプセルを使うラテなどは価格も倍にUCCDP01/DP02DRIP POD(ドリップポッド)63~150円ドリップタイプ。DP02は挽いた豆(粉)も利用可能。お茶、紅茶のカプセルも有。 バリスタ i[アイ]は、アプリ連携ができたりと、ガジェット的な側面からは面白そうではあるのですが、個人的な嗜好からインスタントコーヒーは選択肢から外します。 ドルチェグルストとドリップポッドでは、ドルチェグルストの方がランニングコストは良さそうです。反面、ドリップポッドの最新機種DP02であれば、挽いた豆も使えるので味や、コスト面では色々と工夫ができそうです。お茶や紅茶のカプセルも有るというのも中々良いと思います。 DRIP POD(ドリップポッド)、君に決めた! 色々悩みましたが、結論から言うと今回はUCC DRIP POD(ドリップポッド)を導入する事にしました。 まず機械がDP01ならamazonでかなり低価格で販売していて導入費用が低く済む、というのが一点。 ※DP02はもう少し高くなります 次に、ランニングの面ではドルチェグルストに一歩譲りますが、なんといっても緑茶、紅茶を煎れられるという点が大きいですね。スタッフや、お客様によってはコーヒーが苦手という人も居ますので当オフィスにおいては中々魅力的に感じました。 そんな訳で、総合的に今回はドリップポッド DP01を購入の上、コーヒーや、緑茶、を楽しめる職場環境にしよう!と決意するのでした。 企業、事業所ならさらにお得な利用方法も そして大きな決め手がもう一つ。これはオフィス(企業や事業者)という事が前提になるようですが、UCCのオフィシャルサイト『おふぃす de Café』 https://www.ucc.co.jp/drip-pod/ ページから問い合わせをしたところ、専属の契約をする事で、機器をレンタルしてくれて、しかも安価にカプセルを購入できる代理店を紹介いただけました。 契約期間や、毎月のオーダーなど色々と条件がありますので、このあたりは個人・ご家庭の場合ちょっとバランスが悪くなるかもしれませんが、月に100杯以上消費する事が想定されるようなオフィスならまずは相談してみるのが良いのではないでしょうか。 導入後…折角だから味もレビュー そんな訳で当事務所にはUCC ドリップポッド(DP01)が導入され、大活躍しております。 まだ全てのカプセルを試したわけではないのですが、ドリップポッド オフィシャルサイトの味わい図を引用させていただくと…… コーヒーだけでもこんなに色々な味わいが合って、よほどのコーヒーマニアでなければ、十分楽しめるのではないでしょうか。 折角なのでいくつか個人的に気に入ってるカプセルもご紹介。 DRIP POD DARK ROAST(ダークロースト) DRIP POD DARK ROAST(ダークロースト) DRIP PODの中で一番、苦みとコクに特化したコーヒーだそうです。元々苦み至上主義な僕としては、やっぱり一番お気に入りです。多めに抽出しても、しっかり楽しめるのがうれしいですね。 ※オフィス、業務用限定のカプセルとの事で、事業所として代理店経由でないと購入できないのかもしれません。 DRIP POD MOCHA & KILIMANJARO (モカ&キリマンジャロ) DRIP POD MOCHA & KILIMANJARO (モカ&キリマンジャロ) こちらは逆に酸味を楽しめるコーヒーです。なかなかどうして、美味しいです。酸味こそコーヒーの醍醐味!!っていう方の意見も分かるような気がしてきました。 DRIP POD CEYLON BLEND TEA (セイロンブレンド 紅茶) DRIP POD CEYLON BLEND TEA (セイロンブレンド 紅茶) ドリップポッドで楽しめる、紅茶。セイロンブレンドです。いつでも簡単に飲めるとなると、紅茶もとたんに身近なのみものになりますね。 午後でも午前でも、深夜でも、すっきりと楽しめます。 DRIP POD SHIZUOKA GREEN TEA (深蒸し静岡煎茶) DRIP POD SHIZUOKA GREEN TEA (深蒸し静岡煎茶) こちらは緑茶。静岡の煎茶ですね。年配のお客様や、和菓子のお供にと大活躍です。今はペットボトルの美味しいお茶が多く、1人暮らしの若い人などはあまり緑茶を煎れて飲むことってないと思うのですが、予想外にストックの消費が早くて驚きました。 まとめ カプセルタイプのコーヒーメーカーも結構良い! カプセルタイプって、なんとなく高い!ってイメージがありましたが、利用する機械自体は結構リーズナブルに流通しています。 反面、カプセルは50円~100円前後の費用を想定しておく必要がありますが、メンテナンスが楽な事や、選ぶ楽しさといった利点もあり、当オフィスでは十分にメリットがあると感じました。 本文でも書きましたが、来客時に 「お客様。お煎茶と、お紅茶、おコーヒー、何を召し上がりますか?」 なんてダンディーな声で尋ねられたら、ハイソな会社だと思ってもらえるかもしれませんし。 今回導入したDRIP POD(ドリップポッド)はUCCの提供するカプセルという事で、コーヒーはもちろん、お茶、紅茶の味にも十分満足のいくものでした。ドリップタイプでお湯の抽出量なども自分で調整できるので、少し濃いめに、少し薄目に……なんてカスタマイズもできるのが面白いですね。 そういったわけで、小模オフィスの福利厚生にも最適なコーヒードリップマシンのご紹介でした。