絶対損しない低価格帯最強イヤホン『PHILIPS SHE9730』使用感レビュー

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スマートフォンや音楽プレイヤーを常時持ち歩いて、移動の間音楽を楽しむ人が多くなり、イヤホンの需要も高まっているそうです。

確かに高くて高品質なものは相応に使い心地も良いのですが、うっかり無くしやすく、ある意味では消耗品でもあるイヤホンを買うのならコストパフォーマンスが良い物を選びたいというのが筆者の考えです。

低価格と、音質。この一見相反する条件を満たす最高のお勧めイヤホンが今回ご紹介する『PHILIPS SHE9730』です。

『PHILIPS SHE9730』通称97シリーズと呼ばれています。

私自身、値段も安くて質もいいイヤホンなんて、そんな都合のいい話は無い……とも思っていたのですが、このイヤホンはしっかりその条件を満たしています。満足過ぎて昨日の今朝も、そしてこの記事を書いている今も。ほぼフル稼働で実運用中です。

そんな訳では低価格帯最強イヤホンである、PHILIPS SHE9730のレビューをレビューしたいと思います。

PHILIPS SHE9730 はどんなイヤホンか

Philips(フィリップス) といえばシェーバーや電動歯ブラシなどでも有名なあのブランドです。そう、あのフィリップスが出しているイヤホンと聞くと「?」となってしまう方も多いかもしれませんが、実はフィリップスはヘッドホンやスピーカーやホームオーディオといったサウンド関連製品にも実績があるメーカーなのです。

誰でも知っているSONYやAudio-technicaなどと比べると少し知名度は低いかもしれませんが、その実力は相当高くDJ用ヘッドホンなども発売しています。

そしてこのSHE9730の解説にも、いたる部分にPHILIPSのこだわりが記載されています。

  • エアベントによって深みのある低音
  • 優れたノイズ遮断効果
  • 鼓膜に直接音を届けるための設計
  • シリコンゴムによって快適な長時間使用
  • ハイレゾオーディオに対応

などなど……挙げるだけでも中々の物。

ここで気になるのはそれらのキャッチコピー通りに「良い商品なのか」ということですよね。そんな訳でPHILIPS SHE9730についてもう少し掘り下げて筆者の主観レビューをしてみたいと思います。

音の安定性について

筆者自身、同イヤホンを購入にあたって特に機種を決めず『5,000円以下のイヤホンを買おう』というルールを決め、梅田のヨドバシカメラにて該当する製品を入念に試聴させていただきました。
(血走った眼で選定していたらごめんなさい、店員の皆様……!)

そんな中で、このSHE9730は、音のバランスと安定性が特に優秀だと感じました。

同価格帯の他のイヤホンの場合、どうしてもどこかの音を捨てて、他の部分のクオリティーを目立たせる事で特定のニーズへ特化した商品が多い印象でした。

例えばですが「低音は目立って良いが中音~高音域の出音が雑」といった印象の物が多く、筆者自身も何処か妥協をしなくてはならないかなとも感じ始めていたのですが、このSHE9730を試聴した瞬間全ての音が非常に高いレベルでバランスが取れていることに驚きました。低音にしっかりとした存在感があるのに、十分にクリアな音として聞こえてくる感じです。

その際、何度も他の候補と聞き比べに戻ったりもしたのですが、結論としては「え?この価格でこんなに良いの?」という驚きを確認するばかりです。

そんな訳で、たいした下調べもせず購入した同製品ですが、その秘密を製品情報から引用させていただくと

広帯域にわたり自然な音を再生するレイヤードモーションコントロール(LMC)ドライバーを新規に採用した、ハイレゾ対応インイヤーヘッドホンです。

新規採用したLMCドライバーにより、フィリップスブランドの特徴である豊かな低域とクリアな中域に、明瞭な高域を加えた自然な音の再生を実現するとともに、広い再生周波数帯域(6~40,000Hz)を持つことで、豊かな表現力や高い解像度を持つハイレゾ音源の再生に対応します。

とあります。この価格帯でハイレゾ対応をうたうイヤホンは中々無いようで、ネットショップのレビューも上々の模様。納得です。

そしてこの辺り……

優れたノイズ遮断効果により、小さい音量で高音質を実現
角度付きアコースティックパイプと、ぴったりフィットするイヤーピースにより、外部雑音が大幅に低減。小さい音量で優れた音質を楽しむことができ、再生機側のバッテリー消費も抑えることが可能。

なるほど。大きな音量で楽しむ時だけでなく、ノイズ遮断効果と形状の工夫により小さい音で音楽を聴く時にも最適化されているそうです!

2017年8月現在、5,000円以下で買える現行商品の中では恐らく最高のバランスではないでしょうか。

長時間でも耳が疲れない

個人差はあると思いますが、デザインが耳に必要以上に負荷を与えないデザインなので、長時間装着していても耳が痛くなることが少ないです。

電車移動や、出先での時間つぶしに長時間つけている事も多いのですが、耳に不快感や外したときの妙な違和感も感じません

この形状とシリコンゴム製のイヤーキャップの柔らかさにより、とてもいい具合です。

全ジャンル対応どの音楽も受け入れる懐の深さ

音がバランスが良いというメリットは、結果としてほぼ全ジャンルの音楽に対応する懐の深さにもつながっています。

低音特化、中音域特化といった特定ジャンル専用といったものと違い、ヒップホップもポップスも、ロックもダンスミュージックも歌謡曲もアニソンも……ジャンルにこだわらず好きな音楽を楽しみたい、という方のニーズにピッタリ。

プロがこだわった音源のマスタリングを、実直に聴き応えのあるサウンドとして出力してくれます。

実売価格は……

そしてその実売価格は2017年8月現在で3,300円前後。

2月頃には5,000円オーバーで流通していたそうですが、少しづつ値下がりして現在は3000円台の前半です。

amazonの価格推移表 by Keepa

今後下がり続けるのか、はたまた値上がりしてしまうのかは分かりませんが、今コスパ優先のイヤホンを探しているならこれを買わないては無いと断言いたします!

まとめ

そんな訳で、筆者の感想としてはPHILIPS SHE9730は本当にスゴイ奴です。

値段、音質の良さ、装着感共に全く不満がありません。流通も暫く安定しているようで、大型店舗なら視聴ができる所も多いと思いますので、是非低価格帯最強イヤホンPHILIPS SHE9730をお試しいただきたいと思います!

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ガジェット好きで、ガジェット系を中心に執筆するWebライター。 趣味は音楽とガジェット探し、あと散歩。

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