今敏監督の漫画『OPUS(オーパス)』が新規要素を追加した完全版で復刊

執筆: UZUREA News アイコン UZUREA News

この記事をSNSでシェア

OPUS complete version SATOSHI KON / fukkan.com
OPUS complete version SATOSHI KON / fukkan.com

アニメーター、漫画家、アニメ監督として活躍し、今後を期待されながら2010年に逝去 した今 敏(こん さとし)氏。 同氏が隔週誌『コミックガイズ』 で、1995~96年にかけて執筆していた未完の長編漫画OPUS』が、新要素を追加した完全版として出版される事になりました。

スポンサーリンク

今敏 『OPUS(オーパス)』 完全版

今敏氏がアニメに専念するようになる直前の時期に書かれた『漫画家 今 敏』の集大成であり、後年の映画で追及される『現実と虚構』というテーマの出発点もなった漫画『OPUS』は、当時の掲載誌『コミックガイズ』 の休刊にともない未完のままとなりました。

その後、2010年の作者急逝の後に“幻の最終回”原稿が発見され、徳間書店より上・下巻で単行本が刊行されましたが、2019年4月現在、既に一般流通はしておらず入手できず、amazonなどで中古やプレミアム価格で販売されています。

既刊 『OPUS(オーパス)』上巻
既刊 『OPUS(オーパス)』上巻

そんな中、巻末に今監督の全作品を手掛けたプロデューサー丸山正雄氏のインタビューなど新規要素も併録し、上下巻を1冊に合本した『完全版』が復刊ドットコムより2019年7月に復刻販売される事が決定しました。

復刊ドットコム 『OPUS(オーパス)』 完全版 の特徴

  『OPUS(オーパス)』 完全版 イメージ
『OPUS(オーパス)』 完全版 イメージ

  • 当時の雑誌に掲載されることなく、作者の没後に発見された“幻の最終回”も含めた『完全版』
  • 過去に発売されたOPUS 上下巻を一冊に合本 A5版 376頁
  • 巻末には今監督の全作品の制作に携わったプロデューサー 丸山正雄氏のインタビュー
    併録予定
  • 監督夫人である今京子氏の作品コメンタリーも併録予定
  • 復刊ドットコムでの予約購入特典 ……復刊ドットコムの通販限定オリジナル特典として、連載開始前に出版社との打ち合わせのために作成したと見られる、今敏氏自筆の『OPUS』企画書を綴じ合わせた複製小冊子をプレゼント! 未完に終わった本作が、当初の構想ではどのようなストーリー展開を予定されていたのかが窺い知れる、ほぼ唯一の貴重な資料です。 

  • 著者: 今 敏
  • 出版社: 復刊ドットコム
  • 判型: A5
  • 頁数: 376 頁
  • ジャンル: コミック・漫画
  • 配送時期: 2019/07/中旬 

■復刊ドットコム オリジナル特典について :復刊ドットコムで『OPUS 《完全版》』を購入すると、先着で復刊ドットコムオリジナル特典をプレゼント! どんな内容になるかはお楽しみに! 特典は数に限りがありますので、お早めにどうぞ。  ■特典に関するご注意:本商品と、2019年7月下旬以降発売予定の他の予約商品を同時にご注文いただく際、「まとめ発送」を指定されると、システム上、特典付きの商品をお届けできず、通常商品でのお届けとなります。 特典をご希望の方で、他の「7月下旬以降発売予定の予約商品」を同時にご注文される場合は、「分割発送」をご指定いただくか、2度に分けてご注文ください。

OPUS あらすじ

(作中) 連載漫画 『Resonance』の佳境を迎えた漫画家 永井力は、悩んだ末に主人公リンの死をもって物語を締めくくることとした。 だが、原稿用紙の奥から姿を現したリンにその原稿を奪われ、力自身もみずからの描いた漫画の世界へと引きずり込まれてしまう。

そこで出会ったヒロイン サトコとともに、自分の考えた設定に翻弄されながらも謎の超能力者「仮面」と戦う力。 作者にあらがう登場人物たち。やがて力にとっての現実世界と作中世界の境界線が崩れてゆく中で、力は「作者は作中世界の神たりうるのか」を自問するのだった—。 

今 敏(こん さとし) プロフィール

1963年10月12日生まれ。北海道出身。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒。マンガ家、アニメーション監督。

大学在学中の1985年、ちばてつや賞を受賞し、マンガ家としてデビュー。マンガ作品としては『海帰線』『ワールド・アパートメント・ホラー』、短編集『夢の化石』(以上 講談社)、『OPUS』上・下巻、『セラフィム 2億6661万3336の翼』(以上 徳間書店)がある。

1990年以後、劇場用作品を中心に、美術設定やレイアウト担当としてアニメーションの世界でも活躍。1998年には、映画『パーフェクトブルー』で初監督。その後、2002年『千年女優』、2003年『東京ゴッドファーザーズ』、2006年『パプリカ』を発表し、世界各国の映画賞を受賞。

また2004年には、TVアニメ『妄想代理人』を、2007年には短編アニメ『オハヨウ』を制作。

2010年8月24日逝去。享年46歳。 

©今 敏

まとめ 関連情報

未完の作品となった、OPUSは今敏氏の『幻の最終回』と呼ばれる、当時非公開だった原稿で締めくくられている本作。 過去に『OPUS』アニメ映画化の情報外部サイト)が流れた事もありました。 今回の復刻がその布石となるか……追加情報を心待ちにしているファンも多い事かと思いますが、日本国内のみならず、海外でも高い人気を誇る今敏原作のアニメ映画化が実現する日がくれば、世界的なニュースになるでしょう。

東京ゴットファーザーズ 予告編

パプリカ – 予告編

スポンサーリンク
この記事が気に入ったらハートタッチして評価できます
1 Star
※SNSと連携していない、当サイトだけの評価ボタンです。お気軽に!
Loading...

この記事をSNSでシェア