中~大規模サイト向けCMS『Joomla!』で絞り込み検索を実装できるエクステンション3選

執筆: UZUREA編集部 アイコン UZUREA編集部

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数あるオープンソースのCMSの中でも、コミュニティや開発の活発さや、システムの柔軟さ、拡張性といった面で優位性のあるものは限られてきます。

そんな中でも、中規模以上のwebサイト構築自に適したCMSの一つとしてJoomla!(ジュームラ!)が挙げられます。今回はこのJoomla!を使って記事の絞り込み検索ができる様になるエクステンション(プラグイン的なもの)を3点程ご紹介します。

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絞り込み検索エクステンション3選

当記事で言う所の『絞り込み検索』という機能を例に上げると、googleの様な単語による自由検索でh無く、コンテンツの内容を細かく切り分けて検索するようなタイプの機能です。

間取りや広さ、賃料や地域といった条件を指定できる不動産物件を検索するサイトや、などや、ECサイトで色や容量、用途や値段を細かく指定できるの商品検索などをイメージしていただくと分かりやすいのではないでしょうか。

Joomlaは、基本機能では自由入力のテキスト検索が実装されていますが、前述のように情報検索型のサイトでは事足りないケースがありますので、以下に紹介するようなエクステンションを利用して構築していく事になります。

最新版のJoomla3.x 系で利用できる、エクステンションをご紹介していきます。

その1 『Custom Fields Search』

Joomla! Custom Fields Search

2017年の4月に公開されたJoomla! 3.7から基本機能として、記事にCustom Fields(カスタムフィールド)を設定する事ができるようになりました。

これによって今まで以上に柔軟な記事の構築ができるようになったのですが、これに対応して2017年9月10日に公開された新しいエクステンションがこの『Custom Fields Search』(カスタムフィールドサーチ)です。
※WordPressにも同名のプラグインがありますが、こちらはJoomla!用。

無料で使える上、設定も簡単です。

ただしカテゴリと連動した絞り込みなどは基本機能では出来ないので、必要であれば少し運用に工夫が必要そうです。

サーバー環境によりますが、ビジネス向け共有ホスティングサーバーで、8000件位のダミーデータを用いて検索のテストしてみましたが、レスポンスもそこそこ良く、十分実用できそうなエクステンションです。

その2 『Custam Properties3』

Joomla! Custam Properties3

Joomla!の3以前から開発・公開されているエクステンションが『Custam Properties』(カスタムプロパティ)です。

Joomla!の3.xが公開される前から開発がつづいており、Joomla!3.xの公開から程なくしてCustam Propertiesも3が公開されました。

絞り込みにはCustam Propertiesエクステンション専用のフィールドから絞り込みの条件となるTagを設定していくという形式になります。

利用は有料で39,00 € (日本円で5,200円前後)。アップデートは1年間有効で、最新のJoomla!にも対応してアップデートが繰り返されていますが、購入から1年を過ぎると、マイナーバージョンアップでも再度ライセンス購入(39.00€)が必要ですのでご注意ください。

当記事執筆時点では、前述したJoomla!3.7以降で実装されたCustam Fieldsの内容には対応していませんので切り分けて運用する必要があります。

その3 『JA Megafilter』

Joomla! JA Megafilter

更に柔軟な機能とカスタマイズが可能なのがこの『JA Megafilter』です。

本文コンテンツのタイトル、タグ、カテゴリ、公開日付といった各種項目、Custom Fields(カスタムフィールド)の検索の他、サードパーティによるJoomla! ECサイト構築エクステンション、HikaShop, K2 component, E-Shop, Virtuemart, JoomShopping. J2Store といったものにも対応しているという充実ぶり。

ECサイトなど、Joomla!の強力なサードパーティエクステンションにも対応

利用は有料ですが、$35.00(日本円で4,000円前後)ですので、最新版のJoomla!でこれから開発を行う、という事であれば前述のCustam Propertiesよりお勧めかもしれません。

設定画面からデータをCloneで定期的にインデクスさせる事も指定できるので、検索レスポンスも良好です。8000件ほどのダミーデータで動作テストしてみましたが、1番最初にご紹介したCustom Fields Searchよりも良い結果がでました。

JA Megafilter1.1.0が日本語環境(?)で動作しない場合

当記事執筆時点でJA Megafilter1.1.0の導入テストの際、インストール後のテストで正しく動作がせず難儀しましたが、下記のフォーラム記事(閲覧には提供元のJoomlart への会員登録が必要)を参考に一部追記をする必要があります。

components/com_jamegafilter/assets/js/main.js

のLine248に

dataType: 'json',

を挿入・追記します。

 data: {}, success: function(data){

↓上記を下のようにする

data: {}, 
dataType: 'json',
success: function(data){

まとめ

Joomla!は日本国内では最新のドキュメントも少なくなってきており、書籍などもすくないので情報が探しにくいですが、非常に優秀で今なお活発なCMSです。

前述のような便利なエクステンションも多数あり、情報ポータルサイトや、ECサイト、会員制サイトなど様々なサイトに利用できるので、興味のある方で英語ドキュメントを読むのが苦痛でない方には是非お勧めいたします。

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